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スムルース「チェンジ・ザ・ワールド」(短い短い「アルバムレビュー」)

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「朝から晩まで聴いていたい」


これは、スムルースが立ち上げたレーベル・痛快レコードよりリリースされた彼らの4thアルバムチェンジ・ザ・ワールドを聴いた後に率直に思った感想である。


大抵の人なら多分、朝眠い目をこすりながらも無理やり体を起こし、重い体を引きずるようにして通勤・通学をしていることだろう。
かくいう、私自身もそうなのだ。
朝はどうにもテンションが上がらない。

しかし・・そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるのが、このアルバムだ。


1曲目のチェンジ・ザ・ワールドから11曲目のドラマまで、一度聴きだしたらリピートして聴きたくなる、そんな曲たちが詰まった今作。
今までのアルバムの中でも最高傑作だと自信を持ってお薦めしたい仕上がりとなっている。

まず、目を惹くのがカラフルな衣装に身を包んだスムルースのメンバーと、ボーカル徳田が描く、愛らしいキャラクター達のジャケット写真。
ここ最近のリリースでは、キャラクターが描かれる事が減ってきていたので正直少し寂しかった。
徳田の描く絵には、温もりがある。
毎回リリースをする度に、新しいキャラクターが増えて行くのも楽しみの一つなのだ。

今作では、ふんだんにキャラクターが描かれている。
これはもう、彼らの1枚目のアルバム・純愛サプリメン並みに沢山のキャラクター達が所狭しと散りばめられ、歌詞カードを見るのも楽しくなる。

そして、曲を聴いた瞬間に、瞬時に引き込まれるそのメロディーライン。

今回のアルバムのテーマが変化ということだが、これはまさに彼らにとって変化を遂げた傑作だと言っても過言ではないだろう。

より深みを増し、一層伸びやかに響くボーカル徳田の歌声。
それを支えるバンドサウンドの安定感。
彼らはポップでもない、ロックでもない、「彼らの」音楽を紡ぎ出す。

時に悲しい失恋ソングを、時に優しい恋の歌を、家族の歌を、友情の歌を・・
様々な「日常」風景を切り取って、飾らない言葉で彼らは自然とそれを歌にする。

だからこそ、こんなにもすんなりと心に染みて、ちょっとだけ切なくて、それでも優しい気持ちになるのだろう。

冒頭の「チェンジ・ザ・ワールド」に秘められた「うたうしかないぜ」という言葉は、私たちにちょっとだけ勇気と希望を与えてくれる。

さてと、今日も一日頑張ってみようか。

そんな気分にさせてくれる、彼らの4枚目のアルバムをぜひ聴いてみて欲しい。


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と、大変短いアルバムレビューを。

気合入れて書こうと思ったのに、全然かけないことに愕然としました・・

でも、今までのスムルのアルバムの中で絶対お薦めしたい一枚となっています。
ぜひとも聴いて欲しいと思います。

駄文ですいません・・