マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく―。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸―石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語-
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石田衣良さんの本です。
う~ん。
微妙な話でした。
微妙な話でした。
ゲーム製作会社に務めるクリエーターMGが、新作ゲームのモデルとして運命的に出会った少女、ヨリ。
背中に翼のタトゥを持つヨリは、不思議な魅力を持っていた。
東京という街で、ヨリをモデルに撮影をしていても、ヨリの姿は風景に溶け込まないで映えている。
いつしかMGにとって、特別な存在になっていくのだが・・
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11歳年下のヨリとMGのこの運命的な出会いによって、それぞれの恋人を傷つけることになってしまうし、
また製作会社を拡大できるチャンスが巡ってくることで、内部で気持ちがバラバラになっていく・・
また製作会社を拡大できるチャンスが巡ってくることで、内部で気持ちがバラバラになっていく・・
全てを失ったかに思えたMGには、何が残るのか・・
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う~ん。
ゲームのクリエーターというのにもいまいちピンと来なかったし、基本的にヨリとMGの関係が濃厚に描かれているだけという気がしないでもない。
これは微妙だ。
それにしても、池袋ウエストゲートパークみたいに面白いシリーズを書いているとはいえ・・当たり外れがあったりもしますね。
仕方ないか。
まだ未読の作品に期待しよう。