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緑の午後 -おいしいコーヒーのいれ方 V -

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5歳年上のいとこ、かれんと恋におちた大学生・勝利。そうとは知らず、勝利に思いをよせる星野りつ子。追いつめられた勝利は、ついに星野に「秘密の恋」をうち明ける。単身赴任していた勝利の父親も帰京し再婚、勝利の妹も誕生して、かれんとその弟の丈そして勝利の3人だけの生活が変わろうとしている―

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毎度、村山由佳さんの本です。

この巻は、勝利に思いを寄せる星野りつ子との絡みが中心かなあ。

前回の巻で、星野の思いを受け止めることが出来なかった勝利が、更にかれんと付き合っていることを告げたことで、精神的にも肉体的にも弱ってしまう星野を勝利は罪悪感と友達として思う気持ちから、結局気にかけてしまう。

かれんともうまくいっているし、星野にもきちんと気持ちは伝えたはずなのに・・言いようのない圧迫感。
後ろから押されているような、感覚は何なのだろう?

そして、親父が帰ってきて妹も無事誕生し・・
少しずつ変わり始めた生活は-?


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自分がふったせいで、星野が激痩せして倒れてしまったことに、酷く責任を感じている勝利。
でも・・かれんがいるのに、ご飯を食べにいったりしてるとまた危ないよ!!

とは思いつつ、恋愛でここまで体調を崩したりは、自分はしたことがないのに気付いた。

それだけ、自分にとって恋愛は最優先事項ではないんだなあとも思った。


次からの巻が、図書館に置いてなかった!
買ってしまおうかな。