No-music.No-life

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捨て曲なんてない!

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収集癖がある。

一度はまってしまうと、止まらない。
それは、漫画にしても、本にしても、ガチャガチャにしても。
そして、勿論CDも。

本や漫画は、好きな作家が出来ると作品の好き嫌いや、良し悪しに関わらずにその作家の物を買ってしまう。
ガチャガチャに関しては、自分の好きな昭和的要素がたっぷりと入ったフィギアというか、食玩に近いようなあれを『僕の小学校』というシリーズで集めすぎた。

そして、CDも。
作品の良し悪しに関わらず、リリースされたらとりあえず買うという癖がある。

そうすると、聴いたら案外良くなかったり、いまいちだった・・と思う事は決して少なくない。

しかし・・
シングルのA面の曲も、カップリングの曲も、これこそ名盤!と叫びたくなるようなCDもある。


その壱。

グレイプバインの「スロウ」

 まだ見えない追いつけない 明日へ

私が初めてバインを知った曲です。
この曲を聴いたときの衝撃を、今でも忘れる事は出来ません。

そしてカップリングの「望みの彼方」

この曲をA面にするかするまいか、と最後まで決まらなかったというだけあって、これは名曲です。
最初聴いたときは、そこまで分からなかったのですが・・・
何度も聴いているうちに、良さが分かってくるのです。

その弐。

ランクヘッドの「千川通りは夕風だった」

同じく、初めてランクを知った曲。
試聴して、即買いしたくらいの衝撃を与えてくれました。

千川通り~」の疾走感。
夕焼けの中を自転車でひた走る光景が、目に浮かぶよう。

そして、何より・・カップリング群の完成度の高さ。

「ランドリー」では、目頭が熱くなったほど。


   この目も手も声も全部捨ててしまえば 楽になるか


「夕暮れの」の優しい曲調に、何度引き込まれたことでしょう。


   悲しみや裏切りを受け止められたら・・・


その参。

つばきの「昨日の風」

これは最近のシングルなのですが。
とにかく、3曲ともいいんですよ!
歌詞がつきささる。
曲調にぐっときてしまう・・・。
つばきマジック。

「昨日の風」
のちょっと強気なサウンド、と突き刺さる歌詞。

 一人じゃ時々見えなくなるのは 同じような涙ばかりを連れて消えるから

「夢のあとさき」
淡々と、何処か冷静で、芯は熱い・・そんなサウンド

  たまに嫌になるんだよ 後悔もするんだよ 自分で決めてもさ

「気まぐれ」
優しく、紡がれる旋律。時に荒々しく・・

  夕立の後のアスファルトの匂い こみ上げる感情 記憶はフラッシュバック


捨て曲なしのシングル達です。
買う価値あり。