という漫画があります。
友達が好きで、漫画を読ませてもらって。
今は深夜にアニメもやっているんですけど。
この漫画を読む(アニメを見る)度に、切なくて胸が苦しくなります。
絶対に叶うことのない想い。
漫画の中の話なのに、共感する気持ちばかりで。
何で好きになってしまったのだろう、と。
去年の夏の、淡い恋を思い出してしまう。
あれから、もう大分経つのに、気持ちだけは色褪せない。
あの人は、元気かな?とそんなことを思ってみる。
何となく、今日仕事をしている時に、皆それぞれの恋の話になり。
皆、切ない恋を経験してきて、そして自分も「過去」のこととして話している・・はずなのに。
確かに想いだけは、現在進行形として残っていて。
「多分、他に好きな人が出来たとしても・・好きとはまた違う、特別な想いが心の、別のところで残り続けるんだと思う。自分の気持ちを伝えて、それでも中途半端に終わってしまった恋だから、次へ進めない。そんな気がする。」
と、何か馬鹿みたいに語ってしまったのだった。
好き、だから付き合う んじゃなくて、
好き、だから離れる という決断を勝手に下されてしまった。
想いは確かに同じだったはずなのに、
何故かお互いかみ合うことのなかった気持ち。
慎重に慎重に慎重に・・あまりにも慎重になりすぎて、相手の気持ちが離れつつあることさえ気付けなかった。
好きだと気付いた時には、もう遅いのだ。
いつだって、何で私はこんなに馬鹿なんだろう。
昨日のハチクロの中で「夢に出てくるのは、相手が自分に会いたいと思っている時だ」とか何とかいう台詞があった。
これはよく聞く話だ。
本当なのか。
だとしたら・・私は、何千回あの人の夢の中に出てきたんだろうか。
だけど・・・
私の夢の中には、会えなくなってから、数えるほどしかあの人は出てきていないのでした。
最近は、声は勿論、顔すら思い出せなくなってきた。
去年の今頃、毎日のように電話をしていた日々は、夢だったのだろうか。
思い出す度に、少しずつ何かを忘れてしまいそうで。
いつも思い出さないようにしてきた。
だけど、今日は久々に・・・
気持ちが溢れ出して止まらなくなったのでした。