帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは一体。そして、実家の危機に直面した番頭・殿村直弘のその後は――
ドラマが始まる前に「ゴースト」編は読むことができて、その後ドラマを見てから本作を読みました。
ドラマもかなり楽しませてもらいましたが、どうせならやはり先に原作本を読みたかったですね。
ドラマ版のキャストや展開が頭の中にちらつくので、初めて読むという感覚がなくて。
とはいえ、やっぱり今回も面白かったです。
本当にこのシリーズを読んで感じるのは、佃製作所みたいな会社で働いてみたい!ということ。
巷では佃製作所はブラックだという意見なんかもあるようですが、少なくとも社長がこんなにも社員のことを考えてくれるという会社はそうそうないでしょう。
そういう会社だからこそ、いくらブラックといえども頑張って働いて貢献したいと思えるもの。
少なくとも今の会社ではそんな気には一切なれませんからね。。
ドラマでは完全に悪役、敗者の描かれ方だったギアゴーストの伊丹ですが、こちらでは其の後のこともちらりと描かれていて良かったです。
まだこのシリーズは続きますかね。
次はどんな挑戦をするのでしょう。楽しみです。
(4点)