鈴木みきが、『山と溪谷』『ヤマケイJOY』『富士山ブック』等の取材にかかわるなかで、登山者として成長していく姿を振り返ります。
当時の記事と、それに対する後記という構成、そして、メインの写真に加え、イラストやマンガもふんだんに提供しています。 奥秩父・雲取山や北アルプス・穂高連峰、南アルプス・白峰三山といったポピュラーな山をメインにしながらも、南アルプス・仙塩尾根や北アルプス・西穂~槍といった難コースも加わり、初級者だけでなく山慣れした登山者も楽しめる内容となっています。
※鈴木みきさんは、2000年『ヤマケイJOY』の読者モデルとしてスタートしています。
鈴木みきさんの本です。
何冊か鈴木さんの本を読んでいますが、初めての登山で雲取山とか・・・!
そしてそれからどんどん山の知識を経て、山を更に好きになって、山梨に住むまでになったとか・・・!
本当に山登りというものが鈴木さんの性に合っていたんだなあと感じます。
私もいつの間にか山登りの世界に足を踏み入れてもう5年以上かな?
それでもやっぱり最初は高尾山が初めての山でしたし、鈴木さんの行動力と適応力はすごいとしか言いようがありません。
この本では、ポピュラーな富士山、北アルプス、登山者が憧れる槍ヶ岳やアクセスが悪くてなかなか挑戦しにくい南アルプスなどなど、様々な山の足あとと共に、鈴木さんの山漫画なども収録されていて、山好きにはテンションが上がる充実した内容になっております。
紹介されている中では富士山しか登った経験はないものの、初心者だからこそいけるあの感覚であるとか、経験を積んでくるとともに、分かってくる山登りに求めるものであるとか、分かる分かる!と思いながら読んでいました。
気軽に登れる近所の山として紹介されていた山梨にある山、気になります。
やっぱり時間を気にせずふらっといって帰ってこられる山が近くにあるのはうらやましいです。
また山登りにいきたくなりました。
(4.5点)