ついに12巻目をもって連続ドラマ版の最終回を迎えました。
いやー。。。なんか、凄いドラマですね。
倉本さんの脚本の素晴らしさは勿論ですが、ドラマとは思えないほど北の国からに携わっている人々の熱意というか本気度が凄い。
今のドラマって、例えば数分見逃したシーンがあっても全然支障がないというか、1時間かじりついてじっくり見たいと思うほどのものって、とても少ない気がするんですよね(勿論そういうドラマもありますけど)。
北の国からの凄いところは、画面から目を離す事ができない濃密さ、じゃないでしょうか。
何でも新しいものが良いとされ、古いものを簡単に捨てる時代に対しての警告。
都会暮らしと田舎暮らしの違い。自然を相手にすること、古くから続いてきたその地の開拓の歴史を重んじること、そして家族とは何なのか・・・・
色々な事を考えさせられるドラマでした。
(秀治には何度泣かされたか・・・)
そしてやはり純と蛍が抜群に素晴らしい。
蛍の父親を思うあまりの聡さがたまに辛くて・・・泣けます。
自分が生まれる前に放送していたドラマ。
それでもなかなか昔のドラマを観る機会はなくて。
時々再放送しているBSでとびとびに観る事ができる程度だったので、こうしてじっくりと観る事ができて本当に良かったです。
なので、北の国から資料館が閉館してしまったのはとても残念ですね。。
連続ドラマ版は、やっぱり玲子が富良野を訪れて帰りの列車を蛍が追いかけるシーンには涙しました(他にも一杯泣いたシーンはありますが)。
次号よりドラマスペシャルに入っていきます。
初恋と秘密と遺言しか見たことがないので、例の「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」も初めて見ます(笑)