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ヤマノキロク ~7月表銀座縦走 燕岳~常念岳へ ①1日目

記憶が新しいうちに文字に残しておきたくて書きます。
 
この3連休前の金曜から2泊3日で、憧れの燕岳から常念岳の縦走をしてきました。
 

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昨年も参加した某女性限定ツアーで、前回の八ヶ岳では初めての山小屋泊(富士山を除く)の1泊2日の行程でした。
人数も少なく(この時は4人!)、ガイドさんも気さくな方で、お風呂もある山小屋だったので、思っていた以上に快適な登山で。
来年はまた別の山に行きたいなあと思っていたところで、ずっと憧れていた山がありました。
 
北アルプスの燕岳です。
山雑誌などで見るその姿の何と美しいこと。
 
また、北アルプス初心者でも比較的登りやすい山ということで、私でも行けるかな?と思っていたのですが、今回のツアーは2泊。
そうです。燕岳だけではないのです。更に常念岳までの縦走。
初の2泊。大丈夫か?!と心配しながらもそっこーで申し込み。無事に休みを取れたので思いきって参加しました。

<ネガティブコーナーなので、飛ばして下さい>
そして、その心配はやはり現実に・・・
 
結果から言います。
無事、燕岳~大天井岳常念岳まで、怪我もせず下山することはできました。
 
がしかし・・・・
登山中級Bとかそんなレベルだったことを考えても当然です。
 
他の方のレベルが高過ぎた・・・
 
今回はガイド+添乗員のほか、13名の参加者で初めての大所帯(他のツアーとかだと軽く20人以上とかもあるらしいので少人数らしいが)。
そして話をしてみると、低山登山レベルの私みたいな人はいなかった・・・
有名な山々に行かれている方、山小屋泊が2回目なんて人は私以外にはきっといなかっただろう・・・
また人見知りですぐに打ち解けることができない私は、見事に浮いてましたよ。。
いや、ちょこちょこ話かけてくれる方も勿論いたんですけどね。。。
レベルを間違った!中級Aレベルに足を踏み出した程度の私が行ってはいけなかったんだ・・・という気持ちでもうね、いたたまれなかったです。色々。
という訳で、そっちの意味で精神的に疲労しましたよ・・・
<ネガティブ終わり>

人間関係諸々はネガティブになるので割愛します(笑)長くなっちゃうので山の話を。
 
1日目:中総温泉登山口(1,450m)~合戦小屋~燕山荘(2,704m・泊)
 
7時過ぎに新宿集合。
平日の通勤時間帯にあのザックを背負っていくなんて無謀過ぎるので、5時起きして早い電車に乗って行ったので何とか免れました。
 
7時半の特急。隣になった方に思いきって話かけると、道中色々話が弾みながら、穂高駅に11時前に到着。
そこからタクシーに乗り込んで中総温泉登山口(1,450m)へ向かいます。途中で野生のサルが普通に道路でくつろいでいたりしました。
 
12時頃に到着し、準備運動をしていざ出発。
登山口で既に1,000mを越えているのですが、夏の盛り。蒸し暑いです。
 
北アルプス三大急登と言われるこの中房温泉から燕岳までの急登。
いい感じに第一ベンチ~第三ベンチが設置されていて、ここまでは日頃の低山効果か辛くなかったんです。
 
が、合戦小屋で名物のスイカを食べた後から、燕山荘までの登りが本当にきつかった・・・!
 
天気次第では山小屋到着後、燕岳にも登るかも、という話もあったのですが、到着寸前で小雨が。
結局この日はそのまま小屋泊することになりました。
 
そして泊まって良かった山小屋ランキング第一位の燕山荘。
素晴らしかったです。
 
山小屋はバイオトイレであればまだいいほうで、まさか紙を流せる水洗とは・・・!
しかも生理前の前兆があってナプキン捨てられないのか・・・と不安に思っていたら、三角コーナーまである!
そして売店で生理用品も売っていると・・・!
 
到着後、お店の方が丁寧に施設を案内してくれ、どの従業員の方もとても感じが良くて素敵でした。
 
また、充実したお土産コーナー。人気No1というバッヂを買ってしまいましたよ。
 
ご飯はなんと嬉しいおかずの数。色々な種類をちょこちょこと。夕食はデザートに杏仁豆腐、朝食はブドウゼリーがついてきました。
 
高山病を心配していた私は、やはり到着時点で頭痛が始まり、食欲が出ずご飯をあまり食べられなかったのが本当に申し訳なかったです。。
 
3連休前の金曜だったので、ロフトのある程度のスペースをツアーの皆さんで固めて使えて、一段に4人、1人1枚の布団で寝る事ができたのは本当にありがたかったです。
ちなみに翌日の三連休初日は1枚で数人とかそういうレベルの混雑だそうでした。
 
頭痛がするので私は名物のケーキも食べられず、星空も見逃しましたが、早めに眠ったら翌日頭痛が引いたのでほっとしました。
 
燕岳までは実は凄く近くて、往復1時間程度で小屋まで戻ってこられるのです。
小屋からすぐ近くに山が見えて、3日目の常念岳の時はもう・・・心が折れそうでした(別記します)
 
朝食が5時45分からということで、3時起き、4時半に出発し、朝食前に燕岳へ向かいました。
 
朝は流石にまだ薄暗かったですが、月と太陽が入れ替わっていく様、白み始める空、冷えた空気と何より付近の山々が綺麗に見えているのとか・・・もう感動でしたね。
 
富士山が普段見えている形ではなくて、上の方だけちょこんと見える感じとか。
去年登った八ヶ岳とか、槍ヶ岳の猛々しい姿とか。幻想的でしたね。。
 
文章だと全然伝わらなくてもどかしい・・・
 
朝食を食べて、7時半に次の目的地、常念小屋まで向かいます。
 
続く