たまに、SNSというものが憎いと感じることがある。
例えば、割と頻繁に連絡を取っていて自分の中では結構仲が良いほうだと思っていた友達の「結婚しました」という報告をSNSで見た時。
1年に1回の年賀状のやりとりで、中学の同級生が「結婚した」「子どもが生まれた」というような情報を知る時と、SNSで知る時のこの差って何なのだろう。
同じようなものなのかもしれないけど、SNSだと何とも切ない気持ちになってしまうから不思議である。
幼稚園の時から知り合いで、中学で大親友になり、紆余曲折あったものの、今でも友達関係が続いている友人がいる。
地元の友達、ということもあり、私の引越しを機にめっきり連絡を取ることもなくなり、繋がりはSNSくらい。
ここ一年以上、連絡を取る事も会う事もなく、また嫌われたのかしらーと思い、連絡を取ることをしないでいた。
とても久しぶりにSNSの投稿に対して反応があり、あ、まだやりとりしてくれるのか、嬉しいな。会いたいなと思い、コメントを返した。
するとLINEに久しぶりの連絡が入る。
「実は子供が生まれたんだ」
・・・・!!!!
ちょっと、また、この子は・・・・!
入籍報告もSNSで知り、子供が生まれたことすらまた教えてくれないっていう(笑)
それほど距離ができていたということもあるのかもしれないけど、何とも複雑な気分。
全然会っていなくても、会えば今までの会っていなかった時間を忘れてしまうほど、自然と話せる唯一の友達。
・・・だと私は思っているんだけど、こういう大きな出来事も連絡をくれないあたり、そうでもないのだろうか。
ともあれ、昔から知っている友達だけに、お母さんになったというのがまた驚き、ただただ時の流れを感じるのだった。
従姉妹も第二子が生まれたと先日連絡があったし、山友達も出産が近い。
この年齢だと、出産ブームですねえ。
なんか私、何やってるんだろう・・・・
人生の分岐点があったとするならば、何処でどう間違ってしまったのかしら、とふと考えたりした。