大好評「みをつくし料理帖」シリーズで登場した料理をあなたのご家庭に!! 「はてなの飯」「ありえねぇ」など、本編ではご紹介出来なかったレシピを初公開、澪がつくり出す料理を著者自らが完全再現。また、つる家の間取り図や書き下ろしエッセイなど余すところなく収録。そして、ここでしか読めない、澪と野江の幼き日の思い出を描いた書き下ろし短編小説「貝寄風」を特別収録した豪華なレシピ本。
高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズを全部読んだ後、これも出ているからぜひ読んだ方がいいと読メでオススメされていたのに読む機会がなかったもの。
図書館で見つけて手に取ってみました。
高田さん、本編でも実際に登場する料理を自分で作っていると言っていたのですが、こうしてレシピと写真が掲載されているのを見ると、作家魂というか、高田さんの真面目さ、人柄が伝わってくる感じがしました。
しかも、どれも美味しそうでね！！
巻末には澪と野江が大阪に住んでいた幼き日の出来事が書かれていて、後の二人に待ちうける運命を知っている読者としては、涙腺を緩ませるには十分。
うん、これは番外編と思って読まないのは損です。未読の方はぜひとも読んでほしいですね。
（4点）
