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ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン

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老舗古書店“東亰バンドワゴン”を営む堀田家に、まさかの幽霊騒ぎが持ち上がる。夜中に棚から本が落ち、白い影が目撃されて、みんなドキドキ。我南人たちがつきとめた、騒動の意外な真相とは?さらに、貴重な古文書を巡って招かれざる客が来訪。それが思わぬトラブルへと発展して…。下町の大家族が店に舞い込む謎を解決する人気シリーズ、第10弾!!

小路幸也さんの「東京バンドワゴン」シリーズ。
ついに10巻なんて感慨深いですね。
 
福岡旅行の飛行機往復で読み終えることができました。
 
前回高校に行かないと言っていた研人も、無事に(ある意味では無事ではないが)高校生に。
 
花陽が今度は受験生になりましたね。
 
研人とめりいちゃんとの恋。
どうなってしまうのかとハラハラしていたら、そこは花陽が江戸っ子の啖呵を切ってくれました。
あまりに格好良すぎて爽快感で一杯になって、ここで一番感動したかもしれない(笑)
 
個人的にふじしまんとの恋フラグが立っていると思っているんだけど、しばらくそんな描写はない感じですね。
まずは高校を卒業するまではなさそうかな?
 
相変わらずドタバタの堀田家ですが、家族愛に溢れたストーリー展開はちょっと上手く行き過ぎじゃない?と思うことはあっても全然嫌味じゃないのが好きです。
 
一つずつシリーズを追うごとに登場人物達も年齢を重ねているというのがまたいいですね。
 
登場人物が増え過ぎてどこまで続くんだろうと不安にもなりますが、まだしばらくは堀田家を見守っていきたいものです。
 
今回も面白く読ませていただきました。
(4点)