No-music.No-life

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さよなら、手をつなごう

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あの頃、僕らはいつだって、目の前の何かに夢中になって、彼方の誰かに恋をしていた。宇宙飛行士を目指す兄の背中を、一途に追いかけていた幼い日々。たったひとりの親友以外には友達もいない学校生活で、不意に胸に焼きついた女の子の横顔—。まっすぐでイノセントな少年少女たちの一瞬を切り取った、心あたたまる青春小説集。巻末に可愛い絵本も収録の、中村航・初の文庫オリジナル作品。


中村航さんの本です。
 
文庫オリジナル、というので読んでみたところ、アンソロジーで既読の二編も含まれていました。
 
収録した本に合わせて、いつもの中村節ながらも、女子中学生向けの恋愛がメインの話であったり、宇宙兄弟の本に収録されていた「インターナショナル・ウチュウ・グランプリ」はやはりもう一度読んでも好きだと思いました。
 
中村さんの文章のかわいらしさ、独特のセンスは誰にもまねできないですね。
 
「さよなら、ミネオ」のほろ苦い感じも結構好きです。こちらも二度目ですが。
 
中村さん、また文庫発売していた気がするので、そちらも読んでみようと思います。
やっぱり登場する女子が皆かわいらしいんだよな。好きだー。
(4点)