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山ガールデビュー

運動嫌いで、日々運動不足。
なるべく駅の階段を上るようにしたり、近場であれば車ではなく自転車で行動するように心がけているものの、立ちっぱなしのライブで足腰が痛くなったり、荷物を持ちながら都内をうろうろするだけでやたら疲れてしまいます。
 
兼ねてから会社の人に「トレッキングや山登りに行こう」と誘われていたのですが、体力に自信がない私は大丈夫だろうか?と不安を抱いておりました。
 
何となく興味本位で誘いに乗ったところ、とんとん拍子に話が進んでとうとう先日、高尾山に登ってきました。
 
高尾山は数年前に紅葉シーズンにメインコース(1号路)から登ったことならあるのですが、紅葉シーズンのため団体様御一行という有様。また、完全に山をなめきった普通の格好(スニーカーですらない、タオル持参すらしていない)で行ってしまったので、山を登ったという感覚とはほど遠いものでした。
 
今回は山ガールファッションに身を包み、雪の残る山道(6号路)からの登山です。
 
イメージ 1山ガールデビューとは言っても、私は山ガールファッションを揃える事ができなくて、ニット帽くらい。
トレッキングシューズも揃えられなかったので、ハンターのレインブーツで代用することに。
私だけ結構山をなめた格好になっていた気がします・・・。
 
いつもと同じ時間に家を出て、眠い目をこすりながら高尾山へ。
ケーブルカーの誘惑に負けず、いざ6号路へ。
 
日が当たらない所は雪が溶けていないため、滑りやすくなっていました。また、溶けている所も凍っているのでかなり滑りやすい。それでも、川の水がめちゃくちゃ透明で綺麗。冬のせいもあって空気が澄んでいて清々しい気分になりました。
 
イメージ 4晴れているところは良かったのですが、標高が上がって行くにつれ、寒くて終始鼻水が出っぱなしでした。
山をなめてはいけないと実感ですね。
もっと温かい格好をするべきでした・・・。
 
舗装された道から、だんだんと山道へ。
木々の合間を縫って登っていかなければいけないので、勾配がきつくなっていきます。
 
最初は会話も弾んでいたのですが、口数が少なくなってきたり(笑)。私だけが登山が初めてだったため、他の人のペースについていくので精一杯になっていました。
 
イメージ 5途中、いくつか分岐した道があり、どちらに行った方が良いのかと迷っていたら、自分よりはるか年上の登山に慣れたおっちゃんが、「こっちの方が雪が溶けているからいいよ」と声をかけてくれたり、山登りならではのすれ違う人達に「こんにちは」と声をかけられたり、何だか嬉しい出会いもありました。
 
ようやく茶屋へ辿りつき、ゴマ団子を購入して(私はゴマが苦手なので食べていませんが)、皆で一息ついてからまた出発。
 
インコースとぶつかるので、人が少なかった6号路に比べると大分人が増えて来ました。
途中、お参りするところがあったのでおみくじを引いたり、お賽銭を投げてお参りをしたり寄り道。
 
イメージ 6このあたりでは天狗が出るそうです。
 
標高が高くなってきたせいか、雪がまんま残っていて凍っているところが危なかったです。
 
普通神社などはお参りするところが一か所しかない、というイメージなのですが、
ここは沢山お参りするところがあって面白いです。
 
金運を祈ったり、恋愛運を祈ったり。
金運のところはお札や小銭を洗って清めるようになっていて興味深かったです。
イメージ 7
 
そこから更に山頂を目指すべく選んだ道のりがめちゃくちゃ雪道でした!
雪もこんなに積もっています。
 
ここは人が通るところだけ除雪されているのでまだ良いのですが、山頂に近付くにつれて、いかにも山道!という感じの細い道(人が一人ずつ縦列にならないと通れないような)が続きます。
しかも雪が普通に積もっているので、足元に気をつかい、滑らないようにと恐る恐る登って行きました。
ところがここが一番山登りをした!という達成感があった場所だったなあと思うのです。何故でしょうね?
 
イメージ 8
雪道を登ること更に30分ほど。
ようやく山頂へ。
 
今日は朝から富士山がよく見えるなあと地元の近くを車で走っていた時もそう思ったのですが、高尾山山頂からも富士山が顔を出していました。
 
山頂の広場には雪が完全に溶けずに残っていて、雪が眩しくて顔が雪焼けしていましたね。
 
流石に山頂には結構人が多い。
そして雪用の滑り止め?を靴に付けている登山家や山ガール、山ボーイの姿もちらほら。
イメージ 2
10時頃に登りはじめたと思いきや、12時半を過ぎた時間。
すっかりお腹もすいていたので、握ってきたおにぎりをほおばりました。
ただのおにぎりが何だかとっても美味しく感じましたね!
 
ひとしきり写真を撮ったりしたあと、下山。
帰りはメインの1号路を通っていきました。
 
ところがなんでしょう。この帰り道の方が辛かったんですよね。。
イメージ 3途中の雪道は凍って滑りそうになったり、舗装されている道路故に、ひたすら斜めった道を下っていかなければいけないので、滑らないようにと気を遣ったのと、終始斜めの道なのでふくらはぎがやられて、足ががくがくぶるぶるしてしまいました。
 
途中で私がへばっていたら、山登りのベテランのおっちゃんに「大丈夫かい?」と声をかけられてしまったり(下山の時に、「下山できて良かったね」と言われたり・・・)。
 
何とかかんとか下山して、お土産を買ったり、お抹茶をいただいてほっと一息。
 
帰りは流石に何処かによる気力すらなく(疲れきって)、皆家に直行コースでした(笑)
私だけ翌日も仕事だったのですが、筋肉痛でぎくしゃくした動きになっていたことは言うまでもありません。


という訳で、山登りデビューをしてみて思ったのが、思っていた以上に面白かった!ということでしょうか。
まあ気持ちだけで身体がついていっていないことは実感しましたけど・・・。
 
これを機に定期的に山登りに行きたいなあと思っております。
まずは形から入りたいので、山ガールファッションを極めたい。
 
ハンターのレインブーツも滑らなかったのですが、足の裏が痛くなったので、まずはトレッキングシューズが欲しいな。