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大奥

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男だけを襲う謎の疫病が席巻して8割の男が死に至った江戸時代、すべての重要な仕事を女が占め、男が体を売るという男女逆転の浮世と化していた。その結果、一人の女将軍に3,000人の美しき男たちが仕える女人禁制の男の園、大奥が生まれ、ぜいを極めていたが、そこに一人の若い侍がやって来る。


監督:金子文紀


地上波で放送したものを録画していてようやく観る事ができました。
劇場公開の時に気になっていた映画だったのですが、見る機会を逃してそのままになっていて。
 
原作はとても面白いと聞くのですが、読んだ事がありません。
大奥の知識は、大河ドラマの「篤姫」にはまってから色々と本を読みあさるようになったとは言え、そんなに詳しくなかったりします。
けれど女のドロッドロの愛憎劇ならぬ、男女逆転大奥とは!
 
その意外性に興味を惹かれて早速見てみました。
 
多部ちゃんと堺さんのドラマ版はかなり期待して一話目だけ見たのですが、セットが安っぽく見えてしまって・・・実力派の俳優が出ているというのに一話目でげんなりして見るのをやめてしまったんですね。
 
そんな中、期待値を下げて、原作の予備知識を全く持たない状態で見たのが良かったのかもしれません。
私としてはそこそこ面白く見る事ができました。
 
原作と比べたり、変な先入観がなく見る事ができたというか。
 
レビューを見るとそうでもないようなので、逆にまっさらな状態で見る事ができて良かったかな。
 
個人的に群を抜いて良かったのが、阿部サダヲさんと佐々木蔵之介さん。
和久井映見さんも良かったですね。
 
女同士だからこそドロドロする大奥だと思いますが、男同士だと妙に爽やかな部分もあったり。
吉宗公が颯爽としてて格好良かったです。
(3.5点)