No-music.No-life

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藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました。

ずっと、行きたいと思っていました。
ミュージアムが出来ると決まった時、オープンしたと聞いてから、いつか必ず行こうと。
 
18日の土曜日は幕張でサマソニが開催されていたのですが、今回サマソニに行くかでずっと迷っていたんですね。
で、私的にはサマソニの土曜日には好きなアーティストが少ないものの、一度行ってみたいという気もしていたのですが、結局行かない事になり、ならば普段行けない所に行こうということになりまして。
 
ここに至るまで紆余曲折があって大変だったのですが、念願の藤子・F・不二雄ミュージアムへ行く事に。
 
知っての通り、ジブリ美術館と同じでチケットは日時指定の予約制。
当日の時点でチケットの用意はありませんでしたが、オークションで何とか入手する事ができました。
 
小田急登戸駅を下車し、バスで9分ほどで到着です。イメージ 1
バスの全貌を撮るタイミングを逃してしまったのですが、外観は藤子先生のキャラクターがふんだんに使われた可愛らしいものです。
 
ドラえもんパーマンコロ助やQ太郎などなど、見ているだけで楽しいですね。
 
私達は14時~のチケットを持っていたのですが、バス待ちの家族連れ(夏休みなので!)の行列で、2台ほどバスを見送る羽目に。それでも最後のバスに乗り込み、時間に間に合ったのでほっとしました。
 
イメージ 2偶然にも、行きも帰りもドラえもん仕様の水色のバスでした。
見た目だけではなく中もこんな素敵な装いが。
ドラえもんだけではなくて、色々なキャラクターがあちこちにいて、テンションが上がりました。
しかも2台見送った後なので、座れたのはラッキーでしたね。
 
 
降車を知らせるベルもこんな感じ→イメージ 10
 
ただ、基本的に駅からミュージアム直通なので、押す機会はあるのかしら?と少々疑問でしたが。
 
緑溢れる街をバスが緩やかに走っていき、ミュージアムに到着です。
外観はとてもシンプルな美術館のような感じ。
ゴテゴテのキャラ満載な外観とかでは全くないので、気付かないくらいでした。
 
しかし、実は壁のちょっとしたところにキャラクターがあしらわれたいたり、さりげないところが沢山。
ここにも!あそこにも!ときょろきょろしてしまいました。
隠れキャラクターを探すのも楽しいかもしれません。
 
イメージ 11エントランス前の入り口付近には、現在開催中の「スネ夫の夏休み」に関連したグッズのお知らせも。
 
パイン味のドーナツ?だかがそういえば売っていたかも。
気になったのだけど買わなかったんですよね。
 
 
イメージ 12あとは、ドラえもんのミニチュアとかがそこかしこに飾られていたり。
可愛いー!とテンションが上がりながら、中へ。
 
まずはエントランスへ。
可愛らしいお姉さんの案内で、音声ガイド「おはなしデンワ」の使い方や注意事項を受け、受付でチケットと引き換え、音声ガイドを渡されます。
また、Fシアターという、ミュージアムでしか見る事ができないショートムービーを見る事ができる入場切符をもらいます。
そしてなんと、私がもらった切符はきこりの泉の「きれいなジャイアン」のイラストでした(笑)
これは結構レアものなのか?
テイクアウトコーナーで軽食を取っている時に、床に落ちていた切符を「落としませんでしたか?」と係のお姉さんに聞かれたんです。「違います」と言ったところ、「勿体ない・・・きれいなジャイアンなのに」とお姉さんが苦笑いしていて、「そうですよね」と思わず同調。
記念に大事に取っておきたいと思います。


さて、ミュージアムの中ですが写真撮影禁止なので文章だけで上手く伝えられるか分かりませんので、館内にいたキャラクター達の写真と共にお送りします。
 
イメージ 13
まずは、展示室I。
藤子先生の代表作、ドラえもんパーマン、Q太郎、エスパー魔美キテレツ大百科などなど・・・
各作品毎の原画や、原稿の書き方などを見る事ができます。
 
次は、ヒストリーロード。先生の「作品年表」を中心に現在に至るまでの紹介のあと、先生の部屋。
 
うずたかく積まれた先生の秘蔵コレクションアイテムや蔵書。イメージ 14
昆虫一匹にいたるまで、必ず資料を見て書いていたという藤子先生の仕事ぶりがうかがえます。
高く見上げるほどに積まれた本や資料が圧巻でした。
 
次はどうぶつたちの部屋。切り絵をもとにつくられたオブジェ。
初公開キャラクターらしいです。ゾウとワニだったかな。
ここはただ通り過ぎただけな感じでした。
 
そして展示室II。
作品をテーマ毎に分けてじっくり鑑賞できます。
 
初期作品「てぶくろてっちゃん」が、ドラえもんの原点になっているんだなあと感じるストーリーや、各漫画の一話を読む事ができる原稿の展示も。
 
リアルタイムでは知らない作品も結構あり、こういう話なんだーと改めて知ることができて大満足。
また、レアな大人向けの漫画もあったり、藤子先生の作品群のクオリティの高さに感服しました。
イメージ 15
そして、一旦外に出てあるのが、「きこりの泉」!!!
そうです、これですー!!
 
ジャイアンがきこりの泉に落ち、落としたのは綺麗なジャイアンか汚いジャイアンか、と問いかけられ「汚いやつです!」と言ったら、正直者ですね、と綺麗なジャイアンが出て来てしまったという、あれです(笑)
 
レバーをさげてジャイアンを泉から出すんですが、その瞬間に写真を撮ろうと、皆必死でレバーをさげていました。
 
私はツーショットは撮っていないんですけど、綺麗なジャイアンの写真だけ収めてきました(笑)


そして次は「先生のにちようび」。
父親でもあり夫でもある家庭での藤子先生のエピソードが紹介されています。
三人の娘さんの三女?かな、綺麗な方でしたね。
 
また、自身で書かれたイラストをあしらったものや、クリスマスプレゼントの募集のためにかいたイラストなんかが、子供心にきっと嬉しかっただろうなあと感じ、良いお父さんだったのだろうなあとしみじみ。
 
そして、おはなしデンワを返却し、「みんなのひろば」ですこし・ふしぎな体験をしたり。
「まんがコーナー」は子供たちが皆漫画を読んでて独占状態でした(笑)
このひろばでは、プリクラとかミュージアム限定のガチャガチャがあり、プリクラを撮ったりガチャガチャをしました。
 
イメージ 3ドラえもんパーマン、Q太郎、ピー助、ぞうがあり、私はピー助だったんです。
ドラえもんが良かったなあと思い、相方がガチャガチャをやると、水色の何かが出て来てすわドラえもんか?!と思ったら、「ゾウ」だったという。
まだピース助なら何だか分かるけど、ゾウって・・・と意気消沈していました。
結構ドラえもんが当たっている人もいたのですが・・・なかなか上手くいかないものです。
←ちなみにピー助(恐竜で)。映画版で出てくるキャラクター。
 
そして、今度は「Fシアター」へ。
ドラえもんパーマンのコラボ。
ただ、ドラえもんは今の声を担当している人達のものなので、そこがちょっと残念だったかなあ。
そういえば声が変わってから全然アニメを見なくなってしまったなあとしみじみ思いました。
 
その後、あるドラえもんの道具の力?で、外にでることに。イメージ 16
可愛いと評判のミュージアムカフェでアンキパンを食べたりしたかったのですが、80分以上待ちに慄いて諦めました。
今度こそ食べてみたいなあ。
 
諦めきれずに、メニュー表だけ撮影してみる→
 
テイクアウトコーナーでは、ドラえもんのドラ焼き、コロ助のコロッケ、ドラえもんのメンチカツがあったので、それらをオーダー。
美味しかったですよ★
 
イメージ 4
← コロ助のコロッケ。イメージ 5
 
ドラえもんのメンチカツ→
 
ちゃんと揚げたてあつあつ。
 
 
イメージ 6
ドラえもんのどら焼きはお土産にも買えます。
私が買った時は一種類しかない気がしたのですが、三種類のバージョンがあるらしいです。
お土産にと思って買ったのに、結局食べてしまいました。
 
先日職場の方からアンキパンのお土産をもらったのですが、バラ売りで¥120くらいで一個から購入できるので喜ばれるのでは?
3箱くらいの大人買いをしている人をみました。


丁度食べている時に通り雨が降っていたのですが、少し待つとカラッと晴れて外にでることに。
 
ドラえもんの土管がある「はらっぱ」イメージ 7
子供たちが土管に入って遊んでいました。
 
あとはピースケの池(画像はさきほど載せたもの)と、どこでもドアがあり、年甲斐もなくどこでもドアから出てきた人、的な写メを撮って遊んでいました。
 
イメージ 8
夏休みなので、とにかく子供が一杯。
こういうところで撮影しているのは、小さい子供のいる家族連ればかり。
 
そんな中で我先にと写真を撮る訳にもいかないので、順番待ちして大変でしたよ(笑)
 
 
そして最後にミュージアムショップへ。イメージ 9
 
ここがまた可愛すぎてヤバかったです(笑)
ドラえもんが大好きで、とにかくぬいぐるみの類などを沢山もらってきたのですが、一斉に処分したんですよ。
 
なのにまた買いたくなるじゃないかよう・・・!
ドラえもん一巻に出てくる、大きくて横幅も大きいちょっぴり太めなドラえもんバージョンのぬいぐるみが、レアだし可愛く見えてくるし、買わないようにするのが大変でしたよ(泣)
 
お土産に、ドラえもんコミック型のチョコレート(24個入り)と、ジャイアンのCD風チョコレートと、ポコニャンのフィギアを買ってしまいました。
ポコニャングッズが少なくて、ついね(笑)
多分もう30分長くいたらもっと買ってたと思います。
バラエティ溢れる沢山のグッズが可愛くて可愛くて。
 
そんな訳で、非常に満足&感動的な時間を過ごす事ができました。
 
先日直木賞を受賞した辻村深月さんがドラえもん好きなのは有名ですが、作品の中に出てくるちょっとした藤子先生絡みの話など、関連性を見つけるのもまた楽しいかもしれません。
 
直木賞の授賞式での辻村さんとドラえもんエピソードの記事が掲載されていました。
 
いやー本当に大満足でした。
大人も子供も、世代を超えて愛される藤子作品。
小さい子供から大人まで、誰もが知っているからこそ、来館者の年齢層も幅広く、興味深かったです。
 
また行きたいなあ。
今度こそはミュージアムカフェにも。