No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

GSワンダーランド

イメージ 1
 
GSブームにあやかり、3か月以内にGSバンドをデビューさせるよう命令されたプロダクション社長の梶井は、屋上で演奏していたマサオ、シュン、ケンタに声を掛けることに。さらには、事務所に押しかけてきた歌手志望のミックを男装させ、4人グループとして売り出す。


出演:栗山千明/水嶋ヒロ/石田卓也/浅利陽介/武田真治/温水洋一/三倉茉奈/三倉佳奈/岸辺一徳/杉本哲太/大杉漣/高岡蒼甫 他
監督:本田隆一


うーん・・・。
 
可もなく不可もなく、な映画でした。
いや、はっきり言います。B級映画でした!
 
ストーリーは悪くないんだけどなあ。
60年代のGS=グループサウンズをテーマにしたストーリー。
男装して4人グループとして売り出し、予想外に人気が出て―-というストーリー展開や、時代と共に変わって行く売れ筋の音楽、当時のレトロな小道具などがお洒落で素敵でした。
 
多分、監督の撮り方のせいだと思うんですが、展開にメリハリがなさ過ぎて、「まだ続くの?」とだんだん飽きてきてしまって。
 
これだけ豪華俳優陣を起用しているというのに、これといって印象に残った俳優さんがいないというのも残念だったり(水嶋ヒロの60年代スタイルが全然似合っていないとか・・・)。
 
栗山千明はやっぱり綺麗。
つけまつげがバッサーとついて、当時の流行りのメイクをした所は、別人みたい!
濃い化粧を落として男装すると、綺麗さがさらに際立っていて。
 
石田卓也の歌声はなかなか聞かせます。


しかし結果として、音楽をテーマにした映画としても、笑いの要素を織り込んだ映画としても、とても中途半端に終わっている印象でした。
 
特に自分はグループサウンズってなんぞや?という世代なので、余計に入り込めませんでした。
ただ、私の母親世代には懐かしい青春時代を思い起こすようで、途中から一緒に見ていた母は時々笑っていましたけどね。
(3.5点)