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図書館戦争 革命のつばさ

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2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から良書を守るための組織・図書隊に入隊した一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが……!?様々な困難と出来事、そして、本を狩る組織・メディア良化委員会にひたむきに立ち向かう、郁を始めとする図書隊の面々。そう、すべては本と自由を守るため……。


監督:浜名孝行
キャラクター原案:徒花スクモ
主題歌:Base Ball Bear「初恋」
原作:有川浩


イメージ 2図書館戦争」の原作にはまり、深夜のアニメも見ていた私です。
何気にDVDも買ってしまったというファン(笑)
 
図書館革命が映画化すると企画が持ち上がっていた時からずっと待っておりました。
 
劇場公開一週目は来場記念として、郁と柴崎のポストカードがもらえました。
チケットを購入した時にもらえなかったので、もらえないのかな?と思っていたら、入場時にもらえてほっとしました。
ちなみに、二週目は男子メンバー(堂上・小牧・手塚)のポストカードらしいですね。
流石にもう1回は行かないですけど(笑)


アニメ版でもエンディングテーマを担当した、ベースボールベアーが主題歌を担当していることと、ボーカルの小出さんが声優初挑戦、ということでも話題になっていました。
絶対分からんなーと思ったいたのですが、まさかあの役で!
速効気付きましたよ(笑)
不慣れな感じがあの役には合っていましたね。敢えて何の役かは言いませんが。
 
アニメ版は、ラストの方が若干急ぎ足になっている感じで、尻すぼみに終わってしまったのが残念だったので、劇場版は結構期待しておりました。
「図書館革命」1冊分を非常に濃縮に描いてくれて、かなり完成度が高いのではないかと思います。
 
要所要所に感動する部分が詰め込まれていて、何度うるうるしたかしれません。
堂上×郁、柴崎×手塚の恋バナとか、本を守るべく銃を持って闘わなければいけない理不尽さとか、本を書く側の作家が逃げてきた現実だとか、本が大好きな人には色々な事を考えさせられる内容にもなっていました。
 
当麻先生の作品として、完全に『植物図鑑』の装丁をもじった「動物図鑑」が出てきたり、実際の紀伊国屋新宿店や都内の駅、大阪の風景など、現実を忠実に再現している所はとにかく見事!
 
アニメ版でレギュラーだった声優陣は文句なし。
イッセー尾形の声に少し違和感を覚えたのは最初だけ。
何処かどんくさい当麻先生には合っていました。


それにしても・・・・堂上萌え!!!
萌え過ぎて身悶えしていました(笑)
なんて格好良いんでしょうね、堂上は。
 
そして全然関係ないんですけど、この映画・・・無謀運転が凄いです(笑)
何でこんなありえない運転して事故らないの?と見ている側はハラハラ。
その分、スピード感に溢れていて、原作にも忠実。
大阪逃亡のクライマックスシーンは手に汗握る展開でした。
 
面白かったです!
(4.5点)