No-music.No-life

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2012年4月8日(日)plenty 2012年 春 ワンマンツアー@日比谷野外大音楽堂

土曜日に出勤した変わりに休みをもらい、行って参りましたplentyの野音ライブ!
 
その日は気分一新とパーマをかけに美容院へ行き、「これからライブなんですー」と言ったら「ライブとか行くんですね。意外です」と美容師さんにめちゃくちゃ驚かれました(笑)
野音ライブなんて一体いつ以来かしら・・・。
GOING UNDER GROUNDのライブで、雨模様でカッパを着てずぶ濡れになりながら見た事があったけど、あれも懐かしい思い出。
久しぶりに行ったら、傍にあった図書館が別の施設に変わっていたような気がする。
時間潰しに前に中に入ったら、リハの音が丸聞こえで、利用者は大迷惑だろうなーとか思ッていた事が懐かしい。
もしかしたら5年以上ぶりかもしれません。
 
という訳で野音


行きは霞が関駅から徒歩。
ちらほらと、いかにもplentyに行くのであろうカップルや女子同士の二人組、地味系男子、綺麗めお洒落男子(若い)などの姿があり、皆野音に向かって歩いておりました。
 
この日は肌寒い日でしたが、日中の日は暖かく、桜も咲いていたのでもう少し早めに着けたらお花見でもしたかったのですが叶わず。
 
野音側だったからか、花見らしい花見をしている人はあまり見かけなかったけれど、時間的な問題でしょうか?
B-10列だったので、左側の前から二番目くらいのスペース。
左からステージを見渡せる位置だったので、なかなか良い場所だったと思います。
 
昨今では「ライブのチケットが売れない」という事で話題になっている音楽業界ですが、そんなことはどこ吹く風、ほぼ満席。
初めてワンマンを見た時は恵比寿のLIQUIDだったよな。
あの時も結構埋まってたけど、野音を埋められるくらい、もういつの間にか人気になっていたのですねえ。
しみじみしながら待つこと数十分。
18時10分くらいに、メンバー登場です。
 
ひょこ、という感じ(気負わない感じというか)で、メンバーの江沼さんと新田さんが登場し、なんかイケメンな感じの方が出てきて、あれは誰だ?まさか中畑さんではないだろう?と目をすがめて見ていたのですが、
「あ、やっぱり今回も中畑さんなんだ」と周りの人がぼそっと話しているのが聞こえて、あの今風な髪型の方が、シロップの中畑さん?!と目を疑って見てもよく分からず(金髪で上半身裸でもっとがっしりしていたイメージが何か凄く強い。だから若干痩せられたのか、細身に見えて別人かと思ってしまいました)、だけどドラムの音を聞いたら「ああ、中畑さんのドラムだ」と思いました。
あんなに力強く、体の奥深くまで染みてくるドラムを叩く人は、やはり中畑さんしかいないです。
久々にお姿を拝見出来て嬉しい限り。
 
余談ですが、ロッキンオンの兵庫さんが楽屋挨拶に行ったら、キタダマキさんもいたようですね。
 
というか、キタダさんのフォローをしているくせに、キタダさんが「今日はplentyのライブ。野音」とか呟いているのを完全に見逃していたという・・・。
キタダさん、いらっしゃっていたのですね・・・!
 
中畑さんとキタダさんが野音に・・・!
シロップの野音のライブは確か行けなかったかチケットが取れなかったかして行っていないのですが、色々な意味で感慨深いです。
解散はしても繋がりがあると言う事だけでも嬉しい収穫。
 
――すみません。plentyのレポなのに大脱線しました。セットリストを。


セットリスト(※マイミクさんのレポより拝借)
 
1 はじまりの吟
2 待ち合わせの途中
3 終わりない何処かへ
4 理由
5 最近どうなの?
6 人との距離のはかりかた
7 おりこうさん
8 普通の生活
9 からっぽ
10 匿名
11 スローモーションピクチャー
12 あいという
13 拝啓。皆さま
14 少年
15 大人が居ないのは明日まで
16 砂のよう
17 枠
18 空が笑ってる
19 風の吹く町
20 蒼き日々 

EN. 東京


 前回参加したライブでは、江沼さんが「plentyです」とかしか喋っていなかった気がするのですが、今回は大分頑張って喋ろうとしていましたね。
実際喋ったけど、途中で凄く中途半端にフェードアウトして言葉が途切れたりも多々あって、会場の皆さんは微笑ましく見ていた感じでした。
 
何でも江沼さんは野音でライブをやることが夢だったらしく、その夢が叶ってしまったのが残念なのだとか。
夢が叶う事は良い事だけど、追いかけていた夢が一つなくなってしまう事は悲しいと。
まあ、一理あるよね。
でも、「人が一杯いる」「もっと桜が咲いているかと思ったのに、あんまり咲いていなかった」「晴れて良かった。ちょっと寒いけど」と呟くように、一つ一つの短い言葉だけど、懸命に会場の皆に伝わるように話しているのが良かったなあ。
 
「青空は嫌だった」とか歌ってるのに、晴れて良かったと言っていたのには笑ってしまったけど。
そして「ちょっと寒いけど」の時に、新田さんがしきりに腕の辺りをさすっていたのが面白かった(笑)
 
そう、もう何はなくとも、寒かった寒すぎた!
 
日中の太陽がポカポカだったから油断したのがいけませんでした。
4月上旬。
夜は冷え込むのです。
 
もうライブが終わってほしくない、けど終わって欲しいという相反する気持ちで一杯になって、途中であまりの寒さに眩暈までし始めて死にそうになってました。
 
そのくせ、聞こえてくる音楽は凄い染みるんだよなあ。
江沼さんの高温で気だるげなボイスがめちゃくちゃ疲れた体に染みて。
凄くシンプルに、ボーカル&ギター、ベース、ドラムだけの3ピース編成。
無駄な物を一切省いてるのに、何でだろう。凄く良い。
 
東京で聞く「東京」は感慨深かったし、アルバムバージョンの「スローモーションピクチャー」は鳥肌が立った。
初期の頃の曲は勢いもあって好き。
だけど最新アルバムの曲達の更に進化、洗練された曲達もぐっと来てしまいました。
 
約2時間のライブ。
圧巻の内容でしたが(MCも大分頑張ってくれたし・笑)、とにかく寒くて寒くて。
終わった時にはつま先に感覚がなくてふらつくし、日比谷線で帰ろうと思っていたのに結局通りすぎちゃって有楽町まで歩いてしまったよ。。。
 
有楽町から電車に乗って、その温かさにどっと鼻水が出てきて、体が心底冷え切っているのが分かりました。
ライブ自体は本当に良かったので、寒さのせいで色々勿体なかった気がして・・・それだけが残念でなりません。
 
次回は10月にワンマンがある模様。
なのですが、また日曜なので仕事を休まなければいけないため検討中。
 
でも、ぜひともまたライブに行きたいと思います。