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2012年2月11日(土)version21.1 fourth @横浜アリーナ サカナクション/OGRE YOU ASSHOLE 他

2012年度一発目のライブでした。
 
2009年に始まったこのライブイベント。
当時は新木場STUDIO COASTで、チケットも完売することもなかったそうです。
実際本イベントの皆勤賞の私ですが、新木場の時は人が多すぎず凄く観やすかったのを覚えています。
そういえば、当時はサカナクションが目当てで参加していたのですが、初めてオウガのライブを観て、きちんと聞くようになって、最終的にファンになったのはこのイベントのお陰でもあります。
 
2回目、3回目と会場を変えながら私もチケットを先行で入手して参戦していたのですが、知名度や人気が上がってくるにつれ、参加者も増えてきました。
基本一人参戦の私は、若干寂しさも覚えたりして。
 
横浜は遠いし、しかも今回は出演者も増えて一日がかりのイベントとのこと。
これは流石に一人では参加できないと、ギリギリまで迷って諦め、一時はオークションに定価以下で出品していました。
が、急遽相方と参加できることに(というか、無理やりチケットを取って強引に連れて行ったという方が正しい・笑)。
 
目当てはサカナとオウガ。相方は9mmやテレフォンズを観たいということで、タイムテーブル発表後、何時から参加するか決めようということになりました。
慢性的な睡眠不足もあり、少々体調のコンディションは悪かったように思います。
そしてライブ後、まんまと風邪にやられたという後日談は置いておいて。


当日11時。
タイムテーブル発表です。
 
11:30~ DJ:前田博章
<開催宣言>※サカナの一郎さん、オウガの出戸さん、テレフォンズの石毛さんの開催宣言
13:00~ the telephones
14:15~ andy mori
15:30~ THE BAWDIES
DJ:前田博章
18:30~ OGRE YOU ASSHOLE
 
ということで、17時以降からの参戦を決めた私達。
まあ色々あって(主に私が原因で道に迷ったり)、横浜アリーナに到着して会場入りしたのは17時半くらいだったのですが、何とか9mmの途中に滑り込む事ができました。
中途半端な時間に参加したせいか、会場に入る際「クロークとロッカーは使えません」と言われたのですが、丁度途中退場者の空きがあったのか、ロッカーが空いていて。
ラッキーと思ったら、意外と座席も空いていたりしたので、荷物入れなくても良かったのか・・・と思ったり思わなかったり。
 
エリアとしては、1Fスタンディング、2・3Fのシートエリア(座席)を自由に行き来できました。
スタンディングだけは長蛇の列になっていて、入るのは大変そうだったのですが、シートエリアで見たり、シートエリアの後方で立ち見したり、まったり見ていました。
 
私は今回初めてアリーナと呼ばれる建物でライブを観たのですが、とにかく広いし音響が素晴らしいですね。
難を言うなら、シートの真横部分からステージが非常に見えにくいこと。
だからその辺りに人が座っていなかったのか、と納得。
 
9mmは相方が楽しんでいたので、私はまったり見てました。
出てきた当初、CDを購入して観たのですが、あまり自分の好みではなかったのかはまらなかったバンドで。
ライブもロックインジャパンフェスの時に見たことがあったくらいかな。
激しく盛り上がる感じのライブでしたね。


18:30~ OGRE YOU ASSHOLE
【セットリスト】
明るい部屋
1. ロープ
2. フェンスのある家
3. ふたつの段階
4. バックシート
5. ロープ(Long ver.)
 
セットリストだけ見ると、なんだオウガだけ少ないじゃないか!と思うかもしれません。
が、セッションのようなひたすら楽器を弾いているロングバージョンの演奏が多かったです。
 
ライブでは定番の曲は一切なし。
メンバーの脱退があってから、オウガは完全に過去の曲を演奏しなくなったのかもしれません(一曲例外はありましたが、アレンジを加えていたり)。
一般的に、フェスやイベントの時は盛り上がる曲や知名度のある曲をセットリストに加えるというのが普通なのかもしれませんが、オウガのこれからの方向性を確固たるものとして、私達に魅せつけてくれたような思いでした。
 
全体的に照明を落とし、ブルーの淡いライトの中、「オウガユーアスホールです(←相変わらず聞き取れない感じの挨拶・笑)」という言葉以外、一切喋らないライブ。
重厚なサウンド、ロングプレイはもう圧倒されたとしか言いようがなかったです。
そして何とも言えないこの心地良さ。
椅子に座っていたせいもあり、相方は「あまりにも心地よくて」思わず眠りかけたようです。
そう、これは睡眠不足の時に聴いてはいけない(笑)
本当に出戸さんの高音ボイスと重厚なサウンドが耳に馴染み、心地よくて心地よくて・・・。
 
個人的には、これまでの盛り上がる曲も演奏してほしかったなあという思いはあるのですが、こんな大きなステージで、オウガの濃厚な音楽に包まれる幸せをかみしめておりました。


【セットリスト】
1. RL
2. モノクロトウキョー
3. セントレイ
4. 仮面の街
5. エンドレス
6. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
7. DocumentaRy
8. ルーキー
9. アルクアラウンド
10. アイデンティティ
EN. ナイトフィッシングイズグッド
 
さて、サカナはスタンディングで盛り上がろう!と思い、2F席の後方で立ち見です。
最初は人がいないと思っていた良いポジションだったのですが、途中から奇妙な動きをする女子群に占拠され(一歩間違えると、アイドルオタクが踊るあの不思議なダンスみたいなノリ)、隙間から覗くようにみていました。
 
セットリストは、盛り上がるシングル曲と最新アルバムの曲を中心としたもの。
一時たりとも目が離せないライブパフォーマンス。
会場全体が一体となって盛り上がるこの雰囲気。
これがチームサカナクションの威力だ!!
と思いながら、もう私もテンションが上がって上がってどうしようもないことに(笑)
 
オウガのライブが静だとすれば、サカナは動。
思わず体が動いてしまう、何と心地良い音楽なのでしょう。
 
本編終了後、21時近くなっていたのでアンコールは会場外のモニターで見ていました。
その時に一郎さんのMCがあったようですが、あまり聞き取れなかったのが残念。
けれども、今年一発目のライブを楽しむ事ができました。
 
ZEPPツアー、チケット入手困難なんだろうなあ。
凄く行きたいけど!
 
そういえば、会場のトイレで「私、サカナクションってあんまり(魅力が)分からないんだよね・・・」と話している女の子がいたのですが、それはサカナのライブが始まる前のこと。
ライブに参加した後、その子の感想はどう変わったのか?そんな事を想像するのも楽しいです。
 
まあ、今回楽しめた要因としては、一人じゃなかったことが大きいのかな。
誰かと一緒に好きな音楽を楽しむって、こんなに素敵な事なんですね。


ちなみに、これらのレポの方が、より分かりやすくて伝わりやすいと思いますのでぜひ一読を。
RO69
Vesion21.1 fourth クイックレポート