婚約者からタトゥ除去を頼まれた女性。三十過ぎの売れない小説家。外国人に囲われて暮らす遊女。バイトのデリヘルで奇妙な男性と出逢った女子大生。男子生徒と関係を持ってしまった美術教師。掃除機にのみ欲望を抱く女性。卒業後結婚を決められてしまった女子高生。満たされない想いを心と体にため込んだ女性たちの姿を描いた恋愛官能小説集。
大沼紀子
小手毬るい
中島桃果子
蛭田亜紗子
官能小説アンソロジー。
千早茜さんの作品が読みたい一心で借りて見たものの、まさか官能小説集だとは・・・。
そしてほぼ、自分には向いていないなと思う作品ばかりでした。
いかにも女性的目線から見た性をテーマにした内容なのですが、何処か非現実的過ぎてついていけなかったです。
唯一さらっと読めて印象的だったのは、「掃除機ラヴ」。
一番じめっとしていなくて、さらっと書いてある感じが凄く読みやすかったです。
全体的に見ると・・・とにかく合わなかったので、多分もう読むことはないと思います・・・。