さて五日目(最終日)。
窓の外を見れば・・・三日連続の雨!
結局、最終日まで雨っていう・・・(母と私が揃うと、大抵旅先はいつも雨なのです)
最終日は飛行機の時間まで函館で時間を潰す予定です。
まずは朝食バイキングから。
実は、朝食はランクを上げて近くの朝市で新鮮な海の幸などを食べることもできるようでしたが、朝から外に出るのは面倒だということで、結局選ばなかったんですよね。
金曜の夜の大浴場の混み具合からも予想された通り、朝食の席もかなりの混みようでした。
そして、朝食バイキングです。
偏食の私には、バイキングはかなりありがたいのです。
食べられるものを厳選できるから(笑)
早速食べ物を取りに行くと、何と種類の多いこと!
北海道ならでは、てんこ盛りのいくらや海の幸があり、ご飯の上に載せれば即席の海鮮丼が出来上がるという贅沢な朝食。
私はいくらしか食べられなかったので、豪華にいくら丼にしました。
デザートのコーナーにはチョコレートフォンデュもあったり、飲み物の中にもやはりソフトカツゲンがあったので飲みましたよ(笑)
ただ、いくらは本物とにせものを混ぜていることが分かり・・・ちょっと残念でしたが、あと漬物があまり美味しくなかったのも・・・。
函館
ホテルを後にし、まずは近くにある赤レンガ倉庫へ。
レトロな外観ですが、中身はショッピングモールです。
前日も見たのですが、私にはどうしても気がかりなものがあったのです。
とある鞄屋さんにあった、
小樽で見た、鹿革のリュック。
見た瞬間に目を奪われ、欲しいなー!と思ったものだったのですが、約5万円もするため小樽では諦めたのです。
しかし、最終日の函館にも同じ店舗があり、まさかの再会。
前日に見つけてから買うか買うまいか一晩悩みに悩んだ末、私は決意を固めました。
地理に不慣れな地でしたが、前日に見つけていた郵便局まで歩き、お金を下ろしました!
ええ、購入しましたとも!
背負ってみると、このぴったりとくるフィット感。
思っている以上に軽い感じ。
こんなに高いバッグを買ったのは初めてでしたが、使う程に味が出てくるらしい鹿革リュック・・・大事に使おうと思います。
雨は止む気配がありません。
傘を差しながらまずは公園をうろうろ。
五角形になっているはずなのですが、歩いているとよく分かりませんでした。
半周くらいしたところで、あまりにも人がいないなあと思っていたら、変な入口から入ってしまったらしく、だんだんと人の姿を見かけるようになりました。
ただ・・・ここは五稜郭跡ということなのですが、普通の公園として使われているよう。
色々と記念碑や資料等はあったのですが・・・あまり興味がない私には若干退屈でした。
それに、まだまだ時間がある。
さてどうしようか。。。
とりあえず五稜郭タワーへと入ってみますと、お土産屋や軽食を取れるスペースがあったり、買い忘れたお土産はないか、何か時間を潰せるものはないか?とうろうろしてみるも、やはり時間が余っている。
五稜郭タワーに上るか?
でも、明らかにそんなに高くないし(107m)、入場料も840円もするし・・・だがしかし、時間を潰すには・・・せっかく来たし・・・と葛藤すること数分、結局タワーに上る事にしたのでした。
やはり展望台に上ってみたものの、あまり高くないなあという印象。
しかし、上から見ればほらこの通り!
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五稜郭の姿を一望できるのであります。
また、五稜郭の歴史にまつわる説明とミニフィギアが展示されていたり(このフィギアの精巧な作りには思わず見入ってしまった)、土方歳三のブロンズ像があったり・・・まあ、結局あまり時間を潰せなかったのですが、この景色を見られただけ良しとしましょう。
しかし、人気がないのか誰も近寄ろうとしない。
手を振ったりと切ない姿を遠目に見ながら、激写した写真です(笑)
一緒に写真撮ってもらえば良かったかな・・・。
GO太くん ブログ
その後、近くにあるラーメン屋さんで塩ラーメンを食べました。
うーん、久々に食べて塩も美味しいなあと思いつつ、やっぱり味噌派の私でした。
それと、函館限定のファーストフードである「ラッキーピエロ」が近くにあって、最後まで一度は食べてみたいという思いがあり、食すことができなかったのが残念です。
函館にしかないっていうのがレア感たっぷりですよね。
そして、雨も相変わらず止まないし、時間を潰す術を失った私達は、大分早いけれども空港に向かいます。
函館空港では、ここでお土産買えば良かった!と思うくらい、銘菓が勢ぞろい。
最後の最後、やはりロイズのチョコを買ってしまい、母や兄もお土産を買いこんでいました。
1時間半くらい空港で待っていたのですが、出発も遅れていたので大分待ちましたね。
せっかく北海道に来ているのに、何だか最終日はちょっと勿体ない観光をしてしまったなあと思いました。
夕方には羽田空港へ到着。
東京はかんかん照り、23度くらいしかなかった函館に比べると、30度以上の東京は暑い!
そして、そういえばと気付いたことは、東京は照明が落ちていて暗いなあと。
北海道は、もう全然節電とか関係ない感じでしたよ。
照明を落としたりもしていなかったですし、やっぱりこのへんだけなんだなーと妙なところで現実を見た気がします。
そういえば、函館のホテルに泊まっていた4日目の夜に、関東でもまた大きい地震があったようでしたね。
気付いたのは、北海道では全く揺れを感じなかったこと。
同じ日本なのに、震災で沈みがち・不安がちだった気持ちを一時でも忘れる事ができる、北海道への4泊5日の旅でした。
数日後に届いたルタオのチーズケーキやらお菓子類に満足しながら、旅の余韻に浸るのでした。
北海道、何度でも行きたい場所です。
今度は網走監獄に行きたいよ!
楽しく、大満足の現実逃避の旅でした。
あーやっと記事書き終わったー!(笑)