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わたしの彼氏

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大学2年の繊細美男子、鮎太朗。美人で怖い姉3人。女たちはみな彼に恋をする。けれどいつも鮎太朗が振られてしまう。何もしていないのに包丁で刺されたり、貢がされたりする。彼を慕い続ける可愛い同級生には、どうしても心が惹かれない―。恋は理不尽。恋は不条理。だけど、ひなたを走りたくなるくらいあったかい気持ちになるのは、何故なのだ?恋する心の不思議・普遍・歓び。


青山七恵さんの本です。
 
申し訳ない。
はっきり言います。
 
つまらなかった!
 
レビューが高評価なのが私にはびっくりです。
青山さん好きなんだけどな・・・・・・。
とにかくこの作品には最初から最後まで馴染めなかったです。
無駄に分厚いので、読むのに時間はかかるし、読みにくいし。
 
何が苦痛だったのか、そう考えると主人公の鮎太朗を始め、鮎太朗を好きになる変わり者の女性陣や強烈な個性の持ち主である鮎太郎の三姉妹たちのどれにも共感を持てないし好きになれなかったせいなんだと思います。
ここまで登場人物全員無理!っていう作品、滅多にないですよ。
しいていうなら、鮎太朗の友人でテンテンの彼氏である慎平くらいかな。
 
でも、最後の最後でテンテンを好きが故に向ける愛情も意味不明だし。
この感覚はなんだろ・・・
 
こういう風に人を好きにはならんし、なりたくもない!っていうくらい、私には縁遠い話だったとしか言いようがないです。
時間がかかって読み終えても、残るは疲労のみっていう。。
残念です。
私には合わない作品でした。