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明日があるなら㊦

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息もつかせぬスピーディーな展開で読者を完全にトリコにしてしまうアメリカの超ベストセラー作家シドニィ・シェルダンの傑作、堂々の登場。


シドニィ・シェルダンさんの本です。
 
明日があるならの上巻を読んで続きが気になっていたので、無事に借りることができほっとしています(笑)
 
上巻は結婚を控えて幸福の絶頂にいると信じて疑わなかったトレイシーが、無実の罪で刑務所にぶちこまれ、絶望の底に叩き落とされる展開でしたが、下巻では刑務所から出てからの話になります。
 
まず下巻を読むと、上巻の(物語の)冒頭に出てきたトレイシーという女性とこの下巻に出てくる美女は同一人物なのか?!
と疑ってしまうくらい、別人になっているのが分かります。
 
まあそれは、あれだけ極悪非道な人々に裏切られ、刑務所で地獄を味わったものなら何かが覚醒してもおかしくないのかもしれませんが。
 
トレイシーは化粧やカツラ、自由自在に操る言葉で様々な境遇の女性を演じて相手を騙していきます。
そこに絡んでくる、同業者の美青年。
信頼できる人間と手を組み、大物から財産を巧みに奪い裕福になっていくトレイシー。
それを追う執拗な警察。
 
最後の最後、警察の一枚上手を行くトレイシーには喝采を!
 
下巻は次はどんな手段で財宝を手に入れるのかしらん?とドキドキワクワクしながら読んでいました。
それにしても、シドニィ・シェルダンさんの本には美女ばかり出て来ますねえ(笑)