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人の優しさが心に染みる・・・

先日、それなりに仲が良いと思っていた人の誕生日だったので、久しぶりだなあと思って近況報告も兼ねてメールをした。
 
すると、送信してすぐにメールが。
何かと思って見てみると、
 
送信エラー
 
気のせいかと思い、もう一回送ってみたら、
 
やっぱり
 
送信エラー
 
ああ、つまりはそういうことね。
 
アドレス変えられてるか、拒否されているか、変更した後に連絡をもらえなかったか(というのも結局拒否られてるんだろうが)。
 
でもつまりは、切られたってことだよな。
 
そう考えたら、自分の存在って何だったのだろうとつくづく思い知らされる。
 
確かに、もう毎日接する機会というのはなくなってしまったけれど、割と親しくしていたつもりだったし、私は結構好きだったんだけど。
 
でも、考えてみれば何だか私は何処までも気を使っていたかもしれないなと。
一度悪気はない発言で相手に不快感を与えてしまってから、何となくそれが引き金になって、私は一歩その人に踏み込む事ができなくなっていたような。そんな感じ。
 
だけど少しずつ相手の悪い面も見えてきたりして、それでも何となく見ないふりしてきた。
 
でもな、ちょっとこれは酷いな。
何だかんだと、幾度となくこういう小さな事で傷つけられている気がする。
 
そしてもう、本当に会うこともないんだなあと思ったら、何だかとても悲しくなった。


それとは対照的に、前の会社を辞める事になってからも、部署の上司と先輩からは頻繁にメールをいただく。
 
仕事が決まるまで、色々と励ましてもらったり、近況を聞いてもらったりして。
仕事が決まったものの、人間関係で悩んでいると言うと、心配して何度もメールをくれて。
 
今のところ、会社で信頼できる人間はほとんどいません。
 
今笑顔で話をしてくれている人も、いつ「あちら側」に寝返るかなんて分からない。
 
冷たい視線が痛い。
何をやっても、何もやらなくても。
何かしら嫌味を言われて。
 
質問をすれば遮るように言葉を切られて。
 
まだまだよそ者扱い。
だけど、馴染める自信は今の所まったくない。
 
 
そういう状況の中で、やっぱり信頼できる上司と、覚えの悪い人間である私にも根気よく仕事を教えてくれた信頼のできる先輩の存在は、大きかったんだなあとしみじみ思う。
 
皆それぞれの道を歩み始めて、毎日会う事がなくなってしまった関係でも、ただそうやって気にかけてメールをくれるという気遣いや優しさが、今はとても、痛い程嬉しく、心強い。
 
今度の休みに、久々に先輩達に会う約束をしている。
 
良い会社に入っても、不況で傾いたり。
割と景気が良いと思われる会社に入ったら、こんな風に人間関係で悩んで。
 
うまくいかない。
 
できることなら、この先輩や上司と仕事をしていきたかった。
 
信頼できる上司、
なかなか出会えないものだから。
 
出来の悪い後輩に、根気強く付き合ってくれる先輩、
自分だって、そんな風には出来ないから。
 
ちゃんと見ていてくれる人は必ずいるから、くじけちゃだめだよ
 
先輩のその言葉が、とても染みた。
 
ありがとうございます。