3月某日、はとバスツアーに参加しました。

風邪がしつこく居座っていて、なかなか治りません。

 

それというのも、ちょっとよくなってきたかな・・・と思ってこのはとバスツアーに行ってしまった事が大きな要因でありましょう。

あんなに行かないって言ってたくせに。次の日に大事な面接があったくせに。

 

ええ、ええ・・・分かっていますとも。

だけど前々から予定していたんですもん。お金払っちゃったし。

 

で、熱がなかったので無理して行ってみましたが・・・・

 

正直、かなり微妙な旅でございました。

 

ツアータイトル：

南信州アルプスいちご狩りと女性に優しい食べ歩き（長野）

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早朝、5時起床。

昨夜から降り続く雨は止む気配を見せず、肌寒い朝でした。

 

5時半過ぎに家を出て、電車に乗り込むと早朝6時台の電車にも関わらず、サラリーマンの姿が多いのに驚きます。なんとか座る事が出来て、集合場所の埼玉某所で下車。

 

受付を済ませてバスに乗り込んで驚きました。

定員45名くらいのところ、40人くらい参加者がいたようです。

 

若いカップル、老夫婦、親子連れ、アラフォーお姉さま方、母娘、家族連れ、おばちゃま集団・・・などなど、老若男女バラエティ溢れる面々が参加しておりました。

 

何でこんなに子供も多いのだろう？と思っていたら、そうか。

春休みだからなんですね！

 

失敗した！

 

とその瞬間思いました。いくら平日とは言え、何だか窮屈な旅になりそうだな・・・と嫌な予感はしておりました。

時間は正確で、7時半さいたま某所を出発。

しかし、その日は雨だったことや五十日という事、朝の通勤ラッシュに巻き込まれた事も影響して、なんと首都高を抜けるまでに2時間半近くかかったのです。
そのため、寄る予定だった所には寄らないという事になってしまうわ、その日に限って定休日であるという場所に行く予定もなくなるしで、午前中はもうひたすらにバスに乗っているというだけになるという、ありえない状況でした。

はとバスということで、勿論バスガイドもいたのですが・・・添乗員もいて、どっちもマイクを持って案内みたいのはしてくれるんですよ。
だけど、肝心の「あと何分くらいで目的地に着く」とかそういう知りたい事を何も言ってくれない。

高速道路の豆知識みたいのばっかりで全然話も面白くないし、プレゼントするといっているお菓子や温かいお茶がなかなか出てこないし渡してくれないし。

なんだか効率も悪いわ不親切だわで、不満が募り始めていました。

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そしてようやく12時過ぎ。
目的地の一つ、長野に到着。そこで「信州みそハリハリ鍋」の昼食でした。

 

「ん？」

 

写真で見てみると分かるんですけど、いやに量が少ないんです。
ハリハリっていうのは水菜の事みたいです（多分）。

ご飯、ハリハリ鍋（きのこ・豆腐・水菜・肉）、ゼリー、漬物、馬刺し・・・・馬刺しは食べられなかったので、鍋をおかずにしてご飯を食べるっていう状況だったのですが、なんとも満足感のないご飯でした。
まあ食べ歩きっていうツアーでもあるから、他にも色々食べる機会があったっていうのもあるけどね。

しかもそこで自由行動とはいえ、何だか寂れた微妙なお土産屋さんしかない場所で。
外にいちご狩りの農園はあったけど、そんな時間もあるわけではないしで・・・とにかく微妙な思いをしながら集合してバスへ。

 

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「これからはバスに乗っても5分～10分くらいで目的地に着きますので」という事で、向かったのは「光前寺」でした。

 

桜が咲く季節には綺麗らしいですが、まだ全然桜は咲いておらず、そして足元の悪い雨の中だったので・・・・趣を十分には味わえず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真では分かりづらいのですが、龍の形になっているこの部分が凄かったのです。
実物を見せられないのが残念です。

境内は緩やかな傾斜になっていて、本堂まで行くと結構疲れました。
本当に桜の季節に来られなかったのが残念です。

 

 

 

 

 

 

 

併設のお土産屋さんは色々とあったのですが、何もそそられるものがなかったのでほぼ買ってません。
おせんべいは美味しかったけども。

あと、ここにまず到着した時に、ごま団子の試食とかんてんゼリー掴み取り、甘酒、飲むヨーグルトサービスというものもあったのですが・・・・なんていうか、色々と微妙でした。

 

 

 

 

 

 

で、次がマルスウイスキーでの見学＆試食。

ワインは飲めない人なので、ぶどうジュースを飲みました。
不味くはないんだけど、ちょっと水で薄めた？というような味でしたね。

酒が好きな人は、色々なワインやビールの試飲もできて楽しめるのかもしれませんが、子供たちや自分達は微妙に楽しめませんでした。

ウイスキーの樽が保管された貯蔵庫はなかなか凄かったですけどね。

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そして今回の旅のメイン。

いちご狩り（食べ放題）です。

さてどこのいちご農園に行くのだろう？とわくわくしていると・・・・

ま、まさか・・・・

そうなんです。
最初にお昼を食べた所にあったいちご農園でのいちご狩りだったのです。
一瞬にして気分が萎えましたが（苦笑）、私的にメインだったので勇んで参戦！

実はこの旅のメインは、いちご狩りの際に「７人の小人と３匹の子豚の置物を見つけた人には、プレゼントをもらえる」という企画があったのです。

 

しかし全く見つからず。
気付いた時には全部見つけられてしまっているし、バスの前方に座っていた人のほとんどが見つけているというありえない状況。

子供たちは最後列に乗っていたというのに、譲ろうという気はないんでしょうか。

それに、旅の全てにおいて疑問だったのが、
バスから乗客が全員降りる前に現地ガイドが喋り始めていたり、案内や企画がスタートしてしまっていたりと、なんていうかとてもサービスが行き届いていないという印象を受けました。

 

諦めて苺を食べる事にすると、
粒の大きさと赤く熟れた苺がとても美味しそうです。

最初の一粒は甘いって感じだんですけど、なんだろう？
「あきひめ」っていう品種らしいのですけど・・・子供の頃からとちおとめに慣れ親しんでいたせいか、最近あまおうが好きになったせいもあるかもしれないけど、
思ったより美味しい！っていう感じではなかったのですよ。

「いちご狩りのいちごってこんなもん？」と疑問に思いながら、とりあえず食べましたけど。

よくテレビとかで、練乳のついた葉っぱ入れみたいのをもらっているイメージがあったのですが、まあそういうのもないから、やっぱりある程度食べたら飽きてきてしまって。

 

何個食べたかは数えていなかったので覚えていないのですが、20個くらいは食べたのかな？

早々と飽きたものの、あの微妙な寂れた感じのお土産屋しかないので、時間を潰しづらい雰囲気。
とりあえずトイレに行って、バスに戻ってきたのだが・・・・急にお腹が不穏な動きをし始めます。

お決まりの腹痛です。
慌ててお土産もの屋へUターンして、トイレへ駆け込みました。
いちごの食べ過ぎか、飲むヨーグルトのせいなのか？？？

慌ててバスへ戻ると、自分が最後だったようで恥ずかしい思いをしました。

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最後は、野沢菜センターへ。
野沢菜とおやき、お味噌汁が出て、寒い日だったのでお味噌汁と野沢菜のシンプルだけど日本の料理っていう味に癒されましたね。

野沢菜を買って帰りました。

そして、移動時間より滞在時間の方が短いのでは？という感じの微妙な工程は終了。
帰りに寄った東京都内のサービスエリアで・・・・まさかの「ひこにゃん」（せんと君も売ってたけど）グッズを発見！

え、ここは東京都内ですよね！？という驚きもありつつ、買いました（笑）
ほぼお土産を買っていなかったのに、ひこにゃんだけはしっかり買ったという。

帰りも首都高の渋滞に巻き込まれつつも、20時過ぎには埼玉に到着し、それから21時半くらいには帰宅する事が出来ました。

しかしこの日の時点で嗄れていた声は悪化し、翌日はさんさんたる事になりましたが。

あまり動いていないのと、ずっとバスの中で座っていただけだったので、案外疲れていない旅でしたが・・・・とにかく微妙でした。

はとバスっていうと、テレビでよく紹介されていたりするし、東京都内を巡るツアーは結構良さそうだからサービスも良いんだろうって思っていたんですよ。

でも、ツアーごとに抽選で1名だけに当たるというはとバス缶の抽選も、1名ってちょっと少なくない？って思うし、
段取りが悪いというか・・・コース変更しすぎ。
休憩少なすぎ！
7人の小人と3匹の子豚の企画ももうちょっと考えるべきだと思うし。

何だかとにかく微妙でした。

前回の阪急交通社の宿泊バスツアーは、あの安い値段であれだけのクオリティだったことを考えると・・・・このままじゃ競合他社には勝てないんじゃない？って思っちゃいました。

今後はとバスを使うっていう機会はしばらくないな、、、と。

あと、長野は割と何度も行っているので、今度はあまり行った事のない土地に行きたいです。

結局文句ばっかりの旅でしたよ・・・