1.遅れている電車。あなたは今来た電車に乗り込みますか?次の電車を待ちますか?
SELECT:次の電車を待つ
結果、30分近く電車を待つ羽目になった。
漫画みたいだったな。
面接当日に電車が遅れるなんて。
まあ、今の会社の面接の日も遅延していて電話した記憶があるけれども。
ギリギリ到着か・・・と思ったが、意外と早くついて何とか時間をやり過ごし、無事に到着。
2.駅から病院までの道すがら、ぽつぽつと雨が降り出しました。今すぐに買いに行こうと思えば傘を買う事ができますが、もしかしたら病院に着くまでにはなんとか行けるかもしれません。空は怪しい雲行きですが、あなたならどうしますか?
SELECT:とりあえず、そのまま傘を買わずに病院へ行く
結果、思ったより早く雨脚は強まり、気付いた時には雨に打たれていた。
風邪を引いているというのに、それに追い打ちをかけるようなこのタイミング。
スーツを着ているからスーツが濡れちゃうし、あまり着こんでいなかったから寒くてしようがなかった。
しかし、病院で結構待たされたお陰で、病院を出る頃には無事に雨は上がっていた。
が・・・・
駅に近づいてきたと同時に、ポツポツと雨が。
まさかの雨雲再来!
3.再び襲ってきた通り雨。天気予報では通り雨と言っていたので、いつかは止むと思いますが、このままでは家に帰れません。雨に濡れてダッシュで帰りますか?それとも傘を購入して帰りますか?それとも雨宿りをしながら雨がやむのを待ちますか?
SELECT:雨がやむのを待つ
という訳で、図書館で読みかけの本を読み終えるくらいまで粘って、変に帰りが遅くなった一日だった。
雨はすっかり上がっているけれど、通り雨に2回も巻き込まれる不運を笑ってくれ!
という訳で、全ての選択を誤った一日。
面接はもう、声が涸れてしゃがれ声のおっさんみたいな低い声だし、答えられない質問があったり、緊張して頭が真っ白になったりと――いつものように酷かったけど、とにかく一番辛いのは体調が良くないこと。
雨に降られるなんて、漫画的展開すぎて本気で笑える。
そこで傘をさしかけてくれる同級生の男の子、みたいな放課後は期待できない26歳の春なので、もういっそこのまま濡れて帰ってしまおうかと、スーツさえ着ていなかったら本気で思った。
しかしそんな冒険が出来る年齢でもなくなってきて、それが何だか悲しい日。
人生の選択を誤ると、大抵ろくな事にはならない。