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2009年に読んだ本 これが良かったベスト ~ベスト15以外のお薦め編~

さて、☆5つではなかったけれども、もっともっと良い作品は沢山ありましたので、そちらもご紹介。

まず、2009年に出会った作家ではまった方々。

1位:道尾秀介
2位:歌野晶午
3位:垣根涼介

ですね。道尾さんは、辻村深月さんと同じくらいに大好きな作家になりました。
このお二人、プライベートでも交流があるようで、直木賞発表後に、お互いのスタッフと共に残念会をやったそうです。
大好きな作家の直木賞ノミネート、そして仲が良いっていうのは何だか嬉しいですね。

そして、歌野晶午さん。
たまたま読み始めたのですが、予想外に面白くてはまった作家の一人。
3分の2くらいは読破したはずなのですが、何分過去作品は図書館に眠っていたりして、なかなか借りることが出来ず。
苦手だった推理小説を少しだけ苦手意識を取り除いてくれた作家。
色々なジャンルをかき分けてしまう、凄い人だと思います!

垣根さんは、ハードボイルドな作風ですが、「君たちに明日はない」みたいな作品も書いてしまう。
作品によって苦手なものもあったのですが、面白く読ませていただきました。

お!
女性作家が全然いないよ。珍しい。思えば最近男性作家を読むようになった気がします。昔は女性作家ばっかり読んでたのにね。




☆★★★★←半分色染められないので、染まっていると思って下さい・・・(4.5点)

葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午
世界の終わり、あるいは始まり/歌野晶午
ハッピーエンドにさよならを/歌野晶午
毒殺魔の教室/塔山郁
誰か/宮部みゆき
アヒルと鴨のコインロッカー(文庫・再読)/伊坂幸太郎
ワイルド・ソウル(下)/垣根涼介
光/三浦しをん
ぼくのメジャースプーン(文庫)/辻村深月
凍りのくじら(文庫)/辻村深月
三匹のおっさん/有川浩
犬はどこだ/米澤穂信
君が降る日/島本理生
鹿男あをによし(再読)/万城目学
屋上ミサイル/山下貴光
借金取りの王子/垣根涼介
九月が永遠に続けば/沼田まほかる
待ってる 橘屋草紙/あさのあつこ
イニシエーション・ラブ(文庫・再読)/乾くるみ
ジウI~III/誉田哲也
武士道エイティーン/誉田哲也
WILL/本多孝好
ハッピーバースデー ~命輝く瞬間~(再読)/青木和雄
船に乗れ! III/藤谷治
やさぐれるには、まだ早い!/豊島ミホ


再読、辻村作品を除いてのコメント。何故って?辻村さんの作品は別格なので、語りだすと止まらなくなるからです。

秀逸だったものは、やはり藤谷治さんの船に乗れ!です。

以下、
「毒殺魔の教室」「屋上ミサイル」「九月が永遠に続けば」「ジウI~III」「やさぐれるには、まだ早い!」
「待ってる 橘屋草紙」「犬はどこだ」「光」などが印象的でした。

そして、歌野晶午さんの作品、「葉桜の季節に~」「ハッピーエンドに~」「世界の終わり~」は、もう・・・とにかく読んで下さい!
どんでん返しに驚かされて、余韻に浸れます(笑)

一時期ミステリ大賞系の受賞作を読みあさっていたのですが、その中でも「毒殺魔の教室」の塔山郁さんと「九月が永遠に続けば」の沼田まほかるさんは、一作目にして完成度が高いので注目です!




☆★★★★(4点)

パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾
ドラゴン・ティアーズ 龍涙 ―池袋ウエストゲートパーク― /石田衣良
神去なあなあ日常/三浦しをん
brother sun 早坂家のこと/小路幸也
九月の恋と出会うまで/松尾由美
絶望ノート/歌野晶午
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ/辻村深月
Story Seller Vol.2/有川浩 他
船に乗れ!I/藤谷治
世界が僕を笑っても/笹生陽子
贖罪/湊かなえ
さらわれたい女/歌野晶午
ふちなしのかがみ/辻村深月
さまよう刃/東野圭吾
運命じゃない人/内田けんじ
骸の爪/道尾秀介
空をつかむまで(文庫)/関口尚
名もなき毒/宮部みゆき
家守/歌野晶午
マイ・ブルー・ヘブン ―東京バンドワゴン―/小路幸也
傍聞き/長岡弘樹
鎮火報/日明恩
うつくしい子ども(文庫・再読)/石田衣良
グラスホッパー(文庫・再読)/伊坂幸太郎
海を抱いたビー玉/森沢明夫
ワイルド・ソウル(上)/垣根涼介
ぼくたちは大人になる/佐川光晴
水の時計/初野晴
海の底(文庫)/有川浩
猫鳴り/沼田まほかる
フィッシュストーリー(再読)/伊坂幸太郎
クジラの彼(再読)/有川浩
クワイエットルームにようこそ/松尾スズキ
プリズムの夏(文庫・再読)/関口尚
プリンセス・トヨトミ/万城目学
虹を操る少年/東野圭吾
手/山崎ナオコーラ
皇女和の宮/川口松太郎
あした吹く風/あさのあつこ
シャドウ/道尾秀介
はるがいったら(文庫)/飛鳥井千砂
天璋院篤姫(下)/宮尾登美子
ソウルケイジ/誉田哲也
サクリファイス/近藤史恵
イオニアの風/光原百合
インシテミル/米澤穂信
念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿/西澤保彦
正月十一日、鏡殺し/歌野晶午
6TEEN/石田衣良
いなかのせんきょ/藤谷治
妖怪アパートの幽雅な日常①/香月日輪
転落/永嶋恵美
私の男/桜庭一樹
ハング/誉田哲也
フリータ―、家を買う/有川浩
9の扉/北村薫 他
対話篇/金城一紀
かけら/青山七恵
NO.6 #8/あさのあつこ
映画篇/金城一紀
リテイク・シックスティーン/豊島ミホ
木練柿/あさのあつこ
夜のだれかの玩具箱/あさのあつこ


印象の残ったのは、「九月の恋と出会うまで」「傍聞き」「鎮火報」「ぼくたちは大人になる」「猫鳴り」「サクリファイス」「正月十一日、鏡殺し」「いなかのせんきょ」「私の男」「映画篇」「皇女和の宮」「水の時計」あたりでしょうか。

上記に入らない本は、3.5~それ以下の評価でした。

時間がないので、簡単に書いてしまいましたが、今年は既に良い作品に出会いました。
2010年はどんな本に出会えるかな?