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そして、警官は奔る

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蒲田署刑事課に勤務する武本は、不法滞在外国人の子どもが売買される事件を追っていた。潮崎は、武本の力になりたいと思い、独自で事件を調査しはじめるが…? 熱い警察小説。武本・潮崎シリーズ第2弾。




日明恩さんの本です。

それでも、警官は微笑うの続編です。
ずっと読もうと思っていたのですが、ようやく読む事が出来ました。

日明さんと言えば、「鎮火報」のシリーズもありますが、私はこっちのシリーズの方が好きらしい。


ただ、分厚くてなかなか難しい話であるため、読み終わるのに3日くらいかかりましたが・・・。


それと、「鎮火報」とちょっと内容が被っているかな、という印象。

シリーズものがどちらも若干内容が似ている所が難点かもしれませんが・・・。


でも、【やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い】というモットーが凄く格好良い!

そして、約束通り警視庁への入庁が決まった、潮崎が良いですね。
口下手で真面目な武本と、バッグに権威を持つ親がいて、警察に入るべくもなく生活が保障されているにも関わらず、努力して警視庁への入庁を決めた潮崎。

全然違った二人だからこそ、こうやってうまくいくのかもしれません。

次回シリーズが続くなら、潮崎はただの民間人じゃなくなるから・・・考えてみると楽しみですね!