人は生涯の3分の1を睡眠に費やすともいわれる。となれば、眠りの世界はまたもうひとつの人生。夢の中の私が抱くまっくろな後悔やぎらつく殺意に、現(うつつ)の私はどきり、とする。もしかしたら、夢はこちらの人生のほうではないかと――。「こんな夢を見た。」の名文句で知られる、漱石の『夢十夜』から100年。現代の作家たちが競演する、恐ろしくも美しい、まぶたの裏の十夜のお話。
10人の作家による「夢」をテーマに書かれたアンソロジー小説です。
眠れなくなるとはどういうことなのか。
怖いのか?
夜眠れなくなってしまうのか?
怖いのか?
夜眠れなくなってしまうのか?
恐る恐る読み始めてみると・・・ああ、案外大丈夫みたいでした。
怖いというより、不思議な話が多かったですね。
気持ち悪さを感じたのは、やっぱり道尾さんの作品でしょうか。流石ホラー小説でデビューした作家だけあります!
大体の作家の作品を読んだ事がありましたが、この中で一番良かったのは小路さんですね。
この話は・・・確か小路さんの別の作品でもあった気がします。
番外編ということなんでしょうか?
番外編ということなんでしょうか?
怖いより不思議というより、温かくて微笑ましい話でした。
あさのあつこさんの作品は、少しミステリ寄り。でも好きな感じでした。
ただ・・・全体としてみると・・・そこまで良かったとはいえないかな。。
うーん。
作家陣が豪華なだけに、ちょっと残念。
うーん。
作家陣が豪華なだけに、ちょっと残念。