二浪の末に京都大学に入学した安倍は、ひょんなことから、1000年前から伝わる“オニ”と呼ばれる生き物を使った謎の競技“ホルモー”を繰り広げるという怪しいサークル“京大青竜会”に入部。当初は半信半疑のまま、先輩に言われるままに“オニ”を使役するための特訓に明け暮れる安倍だったが……。
ようやく見てきました。
先日再読もしましたので、準備万端。
先日再読もしましたので、準備万端。
水曜日はレディースデイということで、千円で見られました(前売りを買いたかったのですが、逃したため)。
うーん・・・。
悪くはないんだけど、何かが違う気がしました。
何だろうなあ。
何が悪かったんだろう。
何だろうなあ。
何が悪かったんだろう。
京都でロケを行っているだけあって、四季折々の京都の風景が雄大でとても綺麗。
原作を再読して間もないので、記憶も鮮明でしたが――原作をぶち壊したりしているわけではない。それどころか、割と忠実に作られていましたし(ただ、17条ホルモーは勝ち抜き戦とかではなく、最初から京大青竜会の中での戦いってなってしまっていた上に、何故か場外戦みたいになっていたのは謎でしたが・・・)。
原作を再読して間もないので、記憶も鮮明でしたが――原作をぶち壊したりしているわけではない。それどころか、割と忠実に作られていましたし(ただ、17条ホルモーは勝ち抜き戦とかではなく、最初から京大青竜会の中での戦いってなってしまっていた上に、何故か場外戦みたいになっていたのは謎でしたが・・・)。
だけど、何だろう。
テンポが悪いような。
テンポが悪いような。
極端に短い原作ではないわけだから、このシーンはなくても良かったのでは?と思う部分が割と多かった気がします。
特に、原作ではあまり大きく取り扱われていなかった早良京子の像を映画ではしっかり描こうとしたのかもしれません。京子と安倍のシーンが多かった気がします。
だけどそのシーンを入れたことで、特に早良京子の存在が際立つ訳でもなく。
凡ちゃんのシーンが逆に少なくて、それが特に残念でしたね。
凡ちゃんのシーンが逆に少なくて、それが特に残念でしたね。
それにしても、なんだろう。それだけじゃないんですよ。
芦屋を演じる石田卓也は、最っ高に嫌ぁな芦屋をこれでもか!というくらい演じてましたし、栗山千明の凡ちゃんもそこまでやるか!というくらいの演技で完璧でしたし(で、眼鏡を外して照れているところが一番可愛かったです)。
中心に描きたかった(?)、安倍と早良京子のエピソード云々が、どうにも何処か薄い印象を受けてしまう二人が(演技は決して下手ではないはずなのに)この荒川さんと濱田君の存在に掻き消えてしまっている感じ。
菅原先輩は499代会長ということで、500代目のメンバーではないにも関わらず、割と出演シーンが多いんですね。
そして、濱田君。
チョンマゲをこんなにさらりと(?)結ってしまっても一概に変!とは言えないこの存在感は何だろう。
チョンマゲをこんなにさらりと(?)結ってしまっても一概に変!とは言えないこの存在感は何だろう。
高村の、肝心なところで融通が利かないっていう変に神経質な性格を見事に演じきってましたね。
これはもう、本当にイメージ通り。
これはもう、本当にイメージ通り。
しかしやっぱり映画を見ても、安倍がしっくりこなかったんですよ。何でだろう。
俳優批判はするつもりはないので(また批判コメントいただきそうですし)、詳しくは書きませんが・・・。
俳優批判はするつもりはないので(また批判コメントいただきそうですし)、詳しくは書きませんが・・・。
心配していたオニのCGも、割と自然に馴染んでいて違和感がありませんでした。
ただ、他の大学との絡みがあまりなくて(試合シーン自体が少なくて)それが残念でした。
個人的に、エンドロールの後に17条ホルモーの5人メンバーが横断歩道を歩いているシーンがとても嬉しかったです。
原作のイラストそのままでした!
原作のイラストそのままでした!