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鹿男あをによし(再読)

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「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。二学期限定で奈良の女子高に赴任した「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令!?「並みの天才じゃない」と金原瑞人氏激賞!




万城目学さんの第二作です。

ご存知、フジテレビでドラマ化もされた作品ですね。
ドラマ化が決まったくらいに運良く図書館で借りることが出来て、ドラマを見てかなり満足して、また読もうと思っていたら地元の図書館にあったのでまた借りてしまいました。


私的には、「ホルモー」派ではあるのですが、この「鹿男~」もかなり面白い!

奈良を舞台に、鹿が喋ったりサンカクを巡る一連の出来事と、壮大な歴史が絡むこの話は、何処か憎めないんですよね。

神経衰弱な主人公にも妙に同情してしまったり、つかみ所がない女子生徒の堀田イトが可愛くて。

この原作を、よくもあそこまで忠実にドラマ化できたな!と観ているときにかなり関心したのを覚えています。
どのキャストも凄くイメージ通りで、ドラマでは藤原君が女という設定ではありましたが、そんなに違和感もなかったし、毎週続きが気になってましたもん。

久々にはまったドラマだったかもしれません。


文庫が出たらぜひとも買いたいです。

万城目氏、天才ですね!
面白すぎます。