No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

ミカ!

イメージ 1

イメージ 2

さっさと大人にならないボクらの、キュートでハッピーな小ライフ。双子のミカとユウスケの昨日・今日・明日・オトトイ。すっぱい涙の向こう側には。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
伊藤たかみさんの本です。

これは児童書の分類になるのかな?

元々この作家さんを知ったきっかけというのが・・
高校の図書室の前に貼ってあった掲示板に、紹介記事が貼ってあったことでしょうか。
その写真の映りが良くてですね。
かっこいい!と思って気になってました。
そして、本のタイトルとかも気になる感じで(「リセットボタン」「ロストストーリー」「卒業式はマリファナの花束を抱いて」)
でも、ずっと読む機会がなかったんです。

で、読んでみたのが「ミカ!」
という本です。
自分の中で児童書がマイブームになっていたときですねえ。

これは、うん・・良かったです。

主人公ミカとユウスケは双子の小学生。
野球やサッカーは見るのもやるのも好きで「オトコオンナ」と呼ばれるミカと、スポーツはあまり好きではなく、本を読んだりパソコンをいじったりする方が好きなユウスケ。
双子なのに正反対の二人。

ユウスケの語りで物語は進みます。
大人になることへの戸惑い、不安、焦り。

体はどんどん大人に近づいて、だけど気持ちはまだ子供のままで。

そういう気持ちがうまく表現されているというか。

でも、私的には続編として出されている「ミカ×ミカ!」の方が好きかな。

恋愛とは縁遠いと思っていたミカが、中学生になって恋をする。
気持ちの揺れとか、心理的描写、中学生のあの頃特有の甘酸っぱさ・・?
なんていうか、引き込まれるように読めたかなあ。

図書館で、児童書じゃない伊藤さんの作品が何冊か置いてあった。
読んでみようかな。

あ、というより新作で出ていた「ギブソン」という本が気になる。
バンドの話らしい。
これは読まなきゃ!じゃない?!

明日島本理生さんの本と一緒に買ってこよう。