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デトロイト・メタル・シティ

純朴な青年、根岸崇一は、ポップミュージシャンを目指して大分県から上京する。だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することに。彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていき―

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友達と一緒に見に行く約束をしていたのに、別の人と見に行くと言われて見る機会を逃した映画でした。
お詫びなのか何なのか、友達が一緒に見に行った人の知り合いを紹介され、一緒に見に行く事になりました(笑)

松山ケンイチは好きだ。
が、デスメタルは・・基本的に耳が受け付けない。
どちらかというと、根岸君のお洒落系ポップミュージックの方が好きなのだ。

原作の漫画を観ていないし、全く先入観なしで見た分には・・そんなに悪くはなかった。
が、良くもなかった。

なんと行っても、オチが解せない。
中途半端、というより「うーん」という感じ。

松山ケンイチは完全にクラウザーさんや根岸になりきっていたし、出演俳優に落ち度はないと思うのだが。
監督の力量問題なのか。

見ていて途中で飽きたりはしなかったが、しかし結局何が言いたかったんだろうという映画ではあった。
チケットを安くオークションで落としたので、千円で見れたから良かったものの、これを千八百円で見たとしたら、間違いなく損をしたという気持ちになっただろう。

ただ良かったのは、宮崎美子さん演じる田舎のお母さんだ。
根岸が自分の夢を再確認する場面、夢に向かって東京へと向かう冒頭の場面などで、とても良い雰囲気を醸し出しながら演じられていて、そこだけはとてもとても良い雰囲気だった。

カジヒデキが出演していたりと、なかなかレアではあるが、全編を通じて爆音が耳にキンキン響き、落ち着いて観ていられなかったのが残念だった。

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リリィシュシュの剣道部の先輩役で出ていた高橋一生が出ていた。
何となく印象に残る俳優ですよね。

脇役に岡田義徳とか大倉孝二が出ていたりとか、結構豪華だったり。

しかし、松山ケンイチファンとはいえ・・松山ケンイチとはまるで別人のクラウザーさんや根岸さんでは、そっちの面でも満足はあまり出来なかった気がしました。。


個人的に今後見るつもりの映画。

①天国はまだ遠く

あの短い、大きな展開がないのんびりとした雰囲気の原作(瀬尾まいこさん)をどうやって延ばして映画化するんだろう?と心配です。
あまり加藤ローサの俳優としての演技は好きではないのもあるし・・。

でも見ると思いますが。

②イエスタデイズ

本多孝好さんの原作。
前売り券を買うとついてくるらしいアナザーストーリー?(書き下ろしらしい)が欲しいが、買いにいける機会がなくて焦っている。もうなくなってしまったかしら・・?


今後映画化されて来年あたり公開らしい、「重力ピエロ」(伊坂幸太郎原作)、「鴨川ホルモー」(万城目学原作)、「GOTH」(乙一原作)も気になる。

GOTHはようやくキャストが発表されましたしね。

面白い映画、最近なかなかなくて残念だったりします。
良い映画に出会いたいものです。