No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

イメージ 1

1979年、とある平和な田舎町。
悪戯を仕掛けることに生きがいを感じていたママチャリ率いるぼくたち7人は、気ままな高校生活を送っていた。
ぼくたちとは―悪戯の天才「ママチャリ」、喧嘩の強いエロガッパ「西条」、偏差値0?!の男「孝昭」、恋する星の王子様「グレート井上」、一食2000Kkalの食いしん坊「千葉くん」、女装もキュートな後輩「ジェミー」、ダブリ1年目・留年大王「辻村さん」の7人。

ところが―ある男・・国家権力の元で正義を守るべき公務員・駐在さんの出現により、彼らの存在が脅かされることに。
ところが、駐在さんは悪戯をやられたらやり返すという言語道断問題大有りな日本一大人気ない男だったのだ!

7人は、駐在さんに対して真っ向から立ち向かう事を決意した。

そして、7人の高校生達と、駐在さんの戦いのゴングが鳴る――

---


---

見てきましたよー!
そして、最初から最後まで笑いっぱなしでした。

前回見たうた魂も、以前見た全然大丈夫も、笑える話だったけれど、ああいう笑いを狙った感じの作り?とは、また全然違っていました。

とにかく、冒頭から声をあげて笑ってしまうのです。

某田舎町(栃木らしい・・「いい国作ろう栃木県」という看板とか、「Iラブ栃木」というTシャツを着ていたりと、小細工が笑える)で、イタズラを生きがいにいきる高校生っていうのがまた面白くて、しかも駐在さんとの攻防が、くだらな過ぎて安心して笑えるという感じなのです。

子どものイタズラ相手に、大人気ないにも程がある駐在と、その反撃にもめげずに数々の作戦で駐在と戦うことになった子どもたち。

今の世代の若者にこそ、ぜひ観て頂きたい映画です。

ブログが原作、ということで話題になっていたものですが、こんなに最初から最後まで声を立てて笑った映画は、今までになかったかもしれないです。

しかも、素で面白い!

市原君の真面目くさった、本気でアホなイタズラの演技がまた爽快で、7人の少年たちそれぞれの個性がキラリと光った演技も良いのです。

脇を固める麻生久美子石野真子がまた、真面目な顔をしてさらりとボケる(笑)

とことんまでくだらないけれど熱い「イタズラ」に青春をかける少年達と、やられたらやり返すというめちゃくちゃな駐在さん、という構図がとても新鮮で『安心して』見れる映画でした。


うーん、これはもう一度観たいです(笑)
DVDが出たら買おう。

最近笑っていないな・・と思った人は、ぜひに。
自然に笑顔が零れ・・いやいや、いつの間にか声に出して笑ってしまうこと間違いなしです。

だけど、ラストはちゃんとほろりとさせる話もあって・・・


が、


そこでほっとしていたのも束の間、彼らの700日戦争はまだまだほんの序章に過ぎないようです。
個人的に僕たちと駐在さんの戦争の「第二章」の行方も気になる所です。