古本屋の長男で植木職人の照男は人を怖がらせることにばかり熱中している29歳。
照男は、いつか世界一怖いお化け屋敷を作るというデカイ夢を持っているが、実際には周囲に怪談を語って聞かせたり、化物の扮装をして人を怖がらせたりして楽しんでいるだけだ。
人に悪口を言われると怒るくせに自分は人の悪口ばかりを言う。
夢を持っている割には努力はしないし、何もかもがいい加減な照男。
夢を持っている割には努力はしないし、何もかもがいい加減な照男。
そんな照男の幼馴染の久信は大学病院に常駐する清掃会社のサラリーマン。
誰からも「いい人」と言われる久信だったが、能天気な照男につい説教をしてしまう。
誰からも「いい人」と言われる久信だったが、能天気な照男につい説教をしてしまう。
ある日、久信は清掃会社の求人に応募してきたあかりを面接することに。
履歴書から負のオーラを出している彼女は、何故か鼻血を流しぼろぼろに汚れた服をまとって面接にやってきた。
仕事を始めて早々数々の失敗を連発する超・不器用なあかりを陰ながら見守ることになる。
履歴書から負のオーラを出している彼女は、何故か鼻血を流しぼろぼろに汚れた服をまとって面接にやってきた。
仕事を始めて早々数々の失敗を連発する超・不器用なあかりを陰ながら見守ることになる。
あまりにも仕事の失敗の連続で、あかりは仕事を辞めることになる。
そんなあかりに久信は照男の古本屋を紹介することになったのだが・・照男はあかりに恋をしてしまった。
そして久信もあかりに恋心を抱き・・三角関係に発展した関係は、骨董品の修復職人・湯原の出現によって思わぬ方向に転がりだし・・
そんなあかりに久信は照男の古本屋を紹介することになったのだが・・照男はあかりに恋をしてしまった。
そして久信もあかりに恋心を抱き・・三角関係に発展した関係は、骨董品の修復職人・湯原の出現によって思わぬ方向に転がりだし・・
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一言で言えば、ユルイ映画でした。
いや、いい意味で(笑)
いや、いい意味で(笑)
一人で観に行ったんですけど、笑っちゃって大変でしたよ。
一人でクスクス。
一人でクスクス。
あのキャラそのままの主人公ですよ。
スクリーンに映るだけで、見るものの心をわしづかみにしちゃう感じ。
スクリーンに映るだけで、見るものの心をわしづかみにしちゃう感じ。
エレベータ-のボタンを押したら指を骨折しちゃうとか、カメラの撮影を頼まれて撮ろうとしたらカメラを落として壊しちゃうとか、犬にちくわをあげようとしたらかまれちゃうとか。
もう観ている方が「大丈夫!?」と心配してしまう位それはそれは凄い(笑)
どう考えても荒川良々に釘付けになってしまいそうな所を(笑)、あの片思いの切なさとか仕事の壁にぶち当たっている様だとかがちゃんと伝わってくる感じ。
で、もう映画全体がとにかくウケを狙っている構成になってて。
照男の父が心の病気になって、床にふけるようになりつつ、衝動的に旅立った先で女性に出会い「米の歌」を悠々と歌ってたりね(笑)
照男達の友人の自主制作映画の物凄いくだらない演出とか。
もう観ている人が爆笑している和やかな時間を楽しませて頂きました。
最近ちょっとテンション落ちてたので、久々に憩いまくりました。
笑える映画だけど、実は深い。
オススメです。
オススメです。