No-music.No-life

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サンネンイチゴ

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ある朝、学校一のトラブルメーカーがとなりの席に座っていた。現実のあたしは、思ってることとやってることのつりあいがまるでとれてない。でも、いくら無口でおとなしくても感情がないわけじゃない。プライドもあるし、意地もある。ゆずりたくない一線がある。くだらない日常、灰色の毎日、やることなすことカラ回りのあたし。が、いつのまにか友情の三角関係の中にいた―14才のホンネ小説。

笹生陽子さんの本です。

今でもそうだけど(?)、昔はもっと内気な人間だった私にとって・・この本の主人公には、すぐに感情移入してしまいました。

目立たない、地味な存在。
そんな人が突飛な行動に出ると、周りの人が「え?あの子が?!」という目でみる。
でも、意見が言えない地味な自分にだって・・思うこと、言いたい事はある!

そういう気持ちを、この本では表現してくれてるというか。
私にだって、意思はあるの!って訴えてくれるというか。

学年一の問題児アサミと変わり者ヅカちんと関わり始めた事で・・自分自身も少しずつ変わっていくという話。

とても読みやすくて、この読んだ後の爽快感といいますか。
自分もこんな風に変われたら・・なんて思えます。

手元にないので内容がうろ覚えになってきてるな。
もう一回読み返したい作品です♪