チョコレート ダイアリイ
最近異様にチョコを食べ過ぎます。
そうすると、自然と浮かんでくるのがこの本でした。
そうすると、自然と浮かんでくるのがこの本でした。
望月花梨さん6冊目の本です。
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ある日突然、記憶喪失になってしまった矢作はじめ。
記憶を取り戻そうと日記を見ると、同じクラスの千手遥加のことばかりが書いてあった。
記憶を取り戻そうと日記を見ると、同じクラスの千手遥加のことばかりが書いてあった。
早速、はじめは千手に「自分は一体どういう人間だったのか?」を問う。
しかし千手は、ほとんど話したこともないはじめに冷たい態度を取る。
しかし千手は、ほとんど話したこともないはじめに冷たい態度を取る。
カカオマス星の宇宙人だった。チョコを食べないと禁断症状で蟻になってしまう・・
そのはじめはすっかり千手を信用し、その嘘を信じてしまった。
けなげにチョコを食べようとそれを実践してみようとするが、なかなか出来ない・・というようなことまで相談するようになる。
けなげにチョコを食べようとそれを実践してみようとするが、なかなか出来ない・・というようなことまで相談するようになる。
しかし、そんな日々は長く続かない。
はじめの記憶が戻ったというのだ・・。
チョコレートを食べて。
はじめの記憶が戻ったというのだ・・。
チョコレートを食べて。
そう、はじめはチョコアレルギーだった。。
倒れた拍子に頭をぶつけ、記憶を取り戻したという。
倒れた拍子に頭をぶつけ、記憶を取り戻したという。
翌日。
千手が教室に入ると、はじめが待ち構えていた。
ビンタをくらう。
そしてはじめを泣かせてしまった・・。
千手が教室に入ると、はじめが待ち構えていた。
ビンタをくらう。
そしてはじめを泣かせてしまった・・。
そうして今までのように、他人同士の関係に戻ってしまったのだったが・・・
千手君が、大のチョコ好きでひたすら食べまくっているシーンがあるのですが・・
流石に私もそこまで食べられないですね。
結構いけるけど。
流石に私もそこまで食べられないですね。
結構いけるけど。
記憶喪失って本当にあるのかなあ。
前・後編に分かれている話です。
個人的に、私のお気に入りの話であります。
個人的に、私のお気に入りの話であります。
鷲見苑子は、電車で会う盲目の美少女を見かける度、席を譲っていた。
中学から同じクラスだった水越蓮(はちす)とその美少女の姿を一度見かけたことがあった。
蓮は、切なそうに愛おしそうに・・彼女を抱きしめていた。
蓮は、切なそうに愛おしそうに・・彼女を抱きしめていた。
そんな姿を見て以来、美少女も、蓮のことも気になっている苑子。
文化祭前。
とあるきっかけで、蓮の過去は火事と共に全て消失してしまったことを知る。
蓮の親友、三浦の計らいで文化祭準備の時から写真を撮らせてくれることになった。
とあるきっかけで、蓮の過去は火事と共に全て消失してしまったことを知る。
蓮の親友、三浦の計らいで文化祭準備の時から写真を撮らせてくれることになった。
明るい笑顔、蓮を追って苑子はカメラを構え続けた・・
ひょんなことから、蓮が「ゆずり」と口にした瞬間に居合わせてしまった。
おりしも、蓮がひいている風邪とあの美少女がひいた風邪は同じ時だった。
おりしも、蓮がひいている風邪とあの美少女がひいた風邪は同じ時だった。
そして、ゆずりは蓮の妹だという事実を知って・・
「長く離れ過ぎた兄弟は、他人と同じようなものなんじゃないの・・?」
三浦は言った。
「電車の中でよく席を譲ってくれる方・・?」
と、彼女は苑子を一発で見抜いてしまった。
しかし気づいた。
ゆずりの前では、三浦は「三浦の友達」と名乗っていたこと。
そして、蓮が三浦としてゆずりに会っていることを知る。
あのゆずりでも、最終的には蓮が三浦だと信じ込んだという・・
ゆずりの前では、三浦は「三浦の友達」と名乗っていたこと。
そして、蓮が三浦としてゆずりに会っていることを知る。
あのゆずりでも、最終的には蓮が三浦だと信じ込んだという・・
文化祭。
後半に近づき、盛り上がってきた校庭。
後半に近づき、盛り上がってきた校庭。
事件は起こった・・。
この何とも言えない四角関係と。
何より、ゆずりと蓮の兄妹があまりにも悲しすぎて余韻を残してくれます。
何より、ゆずりと蓮の兄妹があまりにも悲しすぎて余韻を残してくれます。
クロルカルキ
苦手な話です。
小学校。プールの時間。
偶然に出会った、兄の友達・・川崎。
男にも、女にも見えるその静かな威圧感を持った存在。
偶然に出会った、兄の友達・・川崎。
男にも、女にも見えるその静かな威圧感を持った存在。
最初は何者かと思った。だけど少しずつリョウジの心を締め付けていくのは・・
川崎だった。
川崎だった。
偶然、兄と川崎の言い合いを見る。
そこで見たのは、女の感情をぶつけている川崎。
冷えていく頭の中。
そこで見たのは、女の感情をぶつけている川崎。
冷えていく頭の中。
いつまでも忘れられない、あの頃の思い出・・
う~ん。
キャラが気に入らなかったみたいです。
自分的に。
キャラが気に入らなかったみたいです。
自分的に。
嵐がくると、家の中に入りなさいと母に言われて育ってきた佐分。
つまらないから、いつも家の中に台風をいれてみたくてたまらなかった。
つまらないから、いつも家の中に台風をいれてみたくてたまらなかった。
母が事故でなくなり、足に後遺症が残り片足が不自由になった佐分。
何故かその日は、クラスの芥子川が家までプリントを届けに来たのだ。
何故かその日は、クラスの芥子川が家までプリントを届けに来たのだ。
同情を感じた佐分は、嫌になって怒鳴り返した。
それから、芥子川の異常な行動が始まった。
何故か学校に行くと佐分を見続ける芥子川。
家に帰れば電話攻撃と、訪問攻撃。
家に帰れば電話攻撃と、訪問攻撃。
家のベルはなり続け、芥子=ポピー=ポピー警報呼ぶことにした。
何度もポピー警報は発令した・・
それでも、いつの間にか芥子川の存在に救われている自分に気づきだす。
それでも、いつの間にか芥子川の存在に救われている自分に気づきだす。
その頃だった・・
芥子川と同じサッカー部の友人から、とある告白を受け・・
芥子川と同じサッカー部の友人から、とある告白を受け・・
佐分は全てを悟ったのだった・・
結構佐分の存在が可愛そうでした。
ツンツンしているから、素直になれないし。
クラスでも浮いた存在になってしまうし・・
ツンツンしているから、素直になれないし。
クラスでも浮いた存在になってしまうし・・
最後は何とか救われる話でよかった。
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とまあ、こんな内容です。
次は、望月さんを知るきっかけとなった笑えない理由①のご紹介です。