2人をつなぐものは…約束。中学校の卒業式で、10年後の再会を約束したシンとアヤコ。夢をかなえるため、シンは地元に残りアヤコは東京に向かう。それぞれの日常の中で、時間も距離も離れた2人の心は、揺れていた-
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旅行に行ってたり、 面接とその準備があったことで・・
買ったのにずっと読めなかった豊島さんの新作!
買ったのにずっと読めなかった豊島さんの新作!
という凄い勢いの、豊島さん。
しかし、「底辺~」を発売したら年内にはもう本は出さないらしいです。
連載は沢山してますけどね。
しかし、「底辺~」を発売したら年内にはもう本は出さないらしいです。
連載は沢山してますけどね。
しかし、エッセイがかなり楽しみです。
豊島さんと音楽的な趣味も似てるところがあるし、高校時代の人生が・・(地味で目立たない底辺だったという)似すぎ!笑
しかも、豊島さんのブログを見ていただけると分かるように・・
毒が混じってたり、変に自虐的で面白い(笑)
豊島さんと音楽的な趣味も似てるところがあるし、高校時代の人生が・・(地味で目立たない底辺だったという)似すぎ!笑
しかも、豊島さんのブログを見ていただけると分かるように・・
毒が混じってたり、変に自虐的で面白い(笑)
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話は中学時代の男女(シンとアヤ)の語りで始まる。
東北の雪の積もる田舎で暮らす中学生。
シンもアヤも、クラスでは決して目立つ存在ではない。
シンは、バンドでギターを弾いていて絶対にプロのミュージシャンになる!なれる!という気持ちで毎日を過ごしている。
一方、アヤはクラスでも漫画やジャニーズが好きなオタクグループに属している。
クラスが同じでも、今までお互いが接点を持つことはなかった。
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ある日。
学祭をあと少しに控えていた時。
学祭をあと少しに控えていた時。
シンのバンドのボーカルが突然やめてしまう。
更に口論になり、ドラムとベースのメンバーも抜けてしまい一人になってしまったシン。
更に口論になり、ドラムとベースのメンバーも抜けてしまい一人になってしまったシン。
偶然その口論を聞いてしまったアヤ。
思い切って話しかける。
「シン君、通学路でうたってんのに、もったいないよ」
そう、通学路を歌いながら自転車に乗っていたシンを、アヤは知っていたのだ。
それから、少しずつ二人は接点を持ち始める。
他愛もない話をして。
シンには、可能性があると・・きらきらしていると信じているアヤと。
それを少し誇らしげに思うシンと。
他愛もない話をして。
シンには、可能性があると・・きらきらしていると信じているアヤと。
それを少し誇らしげに思うシンと。
やがて、学祭が近づきシンは一人で舞台に立った。
一番最初に拍手をくれたのは、アヤだった・・
一番最初に拍手をくれたのは、アヤだった・・
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趣味でもなく、ただ今書きたくて漫画を描いているアヤは、それをシンに見せてと言われ、頑なに拒否をする。
「人に見せられないよーなもん描いても」
と思わずシンは言ってしまう。
それから、二人は卒業まで話をしなくなってしまった。
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卒業式。
雪の積もる道を、自転車で帰るシン。
その姿を見ても、何もできないアヤ。
その姿を見ても、何もできないアヤ。
友達に推され、アヤは走る。
シンの元へ。
シンの元へ。
そして約束する。
「十年後」
シンは、プロのミュージシャンになって。
アヤは、漫画家になって。
アヤは、漫画家になって。
ここでまた会おう・・
そう約束した。
そう約束した。
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そこから物語は、その約束を数ヶ月後に控えた所から更に始まる。
シンは、シーツを運ぶ地元の会社に勤め、彼女もいる。
アヤは、本当に漫画家になって、初めての彼氏もできた。
アヤは、本当に漫画家になって、初めての彼氏もできた。
このまま二人は、すれ違っていくのか?
会う事が出来るのか?
会う事が出来るのか?
10年の時は、どれだけのものを忘れていくのだろう・・。
色々な想いを抱えたまま、やがてその日がきて・・
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とまあそんな内容ですが、
今回の作品は書き下ろしなんですよね。
今回の作品は書き下ろしなんですよね。
で、印象としてはちょっと後半で急ぎ過ぎてしまった感があります。
もうちょっと丁寧に描写して欲しいところがあったけど。
もうちょっと丁寧に描写して欲しいところがあったけど。
でも、それは内容に比例しているのかもしれない。
逆にそこは淡々としていた方がいいのかも。
逆にそこは淡々としていた方がいいのかも。
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と思っていたアヤが、
人と付き合ってみてこういう想いに変わったのが印象的でした。
かなり納得してしまった。
今の自分も、そんな感じなのかもと・・。
今の自分も、そんな感じなのかもと・・。
10年も、忘れられずに約束や想いを抱えていられるものなのでしょうか?
私も今のままで行ったらそうなりそうで怖いけど。
私も今のままで行ったらそうなりそうで怖いけど。
こんな物語のように、前に進んでいけたらと思いました。
余談。
今までの豊島さんのカバーと違った写真だったので少し驚きました。
こういう写真は凄く好きなので、更に豊島さん、あんた凄いよ!
としみじみ思ってしまったのでした。
こういう写真は凄く好きなので、更に豊島さん、あんた凄いよ!
としみじみ思ってしまったのでした。