CD-Rを作成していて、久々にスムルースの「カナメ詩」を聴く機会があった。
この曲が入っているミニアルバム
『ヒマワリサン』
を友人にCD-Rにして渡した所、一番にこの「カナメ詩」を気に入ってくれたのを思い出す。
君に出会い今度こそ本当の孤独を知るでしょう
この幸福をいつまで謙虚に感じれるのでしょう
特に、この部分がいいと友人は言った。
そして、少し疑問に思った。
どうして、君に出会うと「本当の孤独」を知ることになるの?
誰かと出会うことは、一人じゃなくなるという事じゃないのか?
いや、でも・・
いくら二人一緒になったとしても、きっと気づいてしまうのだろう。
所詮、相手と自分は「他人」だということ。
二人は、一つの存在にはなりえないということ。
そして、「この幸福をいつまで謙虚に感じれるのでしょう」という一節には、自分自身にもとても重く突き刺さるものだと感じた。
多分、自分だけじゃなくて。
きっと、誰もがそうなんじゃないかと思う。
一緒にいることで、最初はただそれだけで幸福を感じるものだ。
何もかもが新鮮で、一緒にいるだけで景色すらいつもとは違うものに見えてきて。
だけど・・時が経つにつれ、それは少しずつ形を変えてしまう。
一緒にいるのが当たり前。
違うものに見えた景色は、実は何の変哲もないもので。
錯覚だったのか、夢だったのか。
現実は、きっとそんなもの。
謙虚に感じられるということは、どれだけ幸せなことなのだろう。
一緒にいるのが当たり前、というくらい長く人と付き合った事はないけれど。
いつまでも、謙虚に感じられるように。
相手を大切にしていきたいな。
勿論、自分自身も無理はしない範囲で。
僕は君のどこが好きかって人柄
特技はいらない 料理もできなくていい
なんとなく いつもそばにいてほしい
こんな風に思ってくれる人がいたら、ほんと凄いですね。
でも本当に料理、出来なくていいのかい?(笑)