No-music.No-life

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ジョゼと虎と魚たち

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大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないというのだ。そんなある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。

妻夫木聡池脇千鶴 出演
犬童一心監督。
2003年
音楽:くるり

8月にDVDが出たようです。
2003年公開作品・・・

これを見てから、もう2年も経っていることに衝撃。

初日に行ったんだっけ?
確か。
混んでいてまた、座れなくて立ち見。

見終わって映画館の中から出ると、ぴあの映画出口調査の人につかまり、アンケートに答えた。
友達と一緒に、一応写真も撮られた。

「採用されたら、写真載りますので」

まさか、載るなんてないだろう~
と思ってぴあ発売日。

載ってるし!

買いました。記念に。

はい、映画の話からそれてしまいました。

池脇さんが脱ぎます。
っていうので、ネット上では有名になっていたらしい映画。

妻夫木君が、等身大の「大学生」の『恒夫』を演じていて・・というか、それを出したいのか
やたらとHシーンが多い気がする。

何ていうか、この映画にとっては、重要なんでしょうかねえ。


池脇千鶴演じる『ジョゼ』と偶然知り合った恒夫。
お互いに惹かれあい、同じ大学でアプローチを受けていた香苗よりもジョゼを選んだ恒夫。

とにかくラストがもう・・どうしようもないほど切ないんです。

二人はお互い好きなのだが・・
ジョゼは足が不自由。
世間の目。

「別れても友達になれる種類の女の子もいるけど、ジョゼは違う。僕がジョゼに会うことは、もう二度とないと思う」

恒夫が、結局選んだのは香苗。
そしてラストでこらえきれず、涙を止められない恒夫がとても印象的です。

失恋して間もなかった頃に見た映画だったからでしょうか。
妙にリアルで、切なくなりました。

元々音楽をくるりが担当するという事で、興味を持った映画です。
ぜひ観てみてください。