今朝、目が覚めて窓を開けたら空に見とれてしまった。
8月の後半。
まだまだ残暑は厳しくて、蝉の声はせわしなく鳴き続けている。
だけど、空は確かに「秋」の気配。
澄み切って、雲一つない青空。
空は高く、高く。
どこまでも、果てしない。
秋空。
そんな、空が好き。
春夏秋冬。
どの季節が好きかと問われれば、「春」と答えるだろう。
だけど、空でいったら、絶対「冬」
冬は、夜。
特に冬の田舎は最高。
高いビルに邪魔されることもない。
空気は澄み切っているから、何者にも邪魔されず、微妙な色合いが形成される。
青と赤。
それも、色んな色が混ざりあった、きっと絵の具で混ぜ合わせて作ろうとしても、なかなか出来ないような。
そんな微妙な色合い加減。
夕日が落ちる頃が最高。
下半分は、夕日の赤。
上半分は、夜の青。
うんと寒い日は、その分とびっきり綺麗な空が見られる。
その景色を見る度、何だか切なくて、胸が震えるのだけど。
でも、同時に心から感動する。
癒やされる。
冬は寒くて嫌いだけど、あの空が見られるのなら、少し我慢しようかななんて。
まだ夏だけど、秋はもうすぐ。
今年は、どんな空が見れるだろう。
(ちなみに、画像は11月と12月の空です)