No-music.No-life

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終わらせないとなにもはじまんないからもったいない

奢られるのが苦手である。
 
まず、「申し訳なさ過ぎる・・・!」という思いが一番にやってきて、しかも結構高いメニューを選んでいた時には「そんな、奢られるつもりなんて全くなかったんです、許してください!」という気分になるからだ。

今日は地元の会社に勤めていた時に唯一と言っていいほど気が合った先輩(同期以外で今でもまだ関係が続いている唯一の人)と久々にスイーツ女子会をした訳だけど、ライブのチケットを買い過ぎた金欠で、誕生日のお祝いだというのに奢る事ができなかった。そしてプレゼントも大したものをあげられなかった・・・。
 
話は戻るが、奢るのはまだいい。
けれど奢られるのは絶対気まずい。
 
まだ親しい人なら、「じゃあ次回は奢りますね」と言って奢り返すということができる。
しかし一番困るのは、初対面の異性とのデート時!
 
ここ数カ月、活動を通して初対面の人と会う機会が何度か合った訳だけれど、何が一番気が重いかというと、「支払いの時にどう切り出せばいいのか」という点、これに尽きる。
 
それを考えているだけで結構テンションが下がってしまうほどで、割と深刻である。
 
・出来れば奢られたくない ⇒ 奢ることで男らしさをアピールしたいのかも?
・払う意思があると示したい ⇒ とりあえず財布は出してみるが・・・しまうタイミングも分からない
・レジ前で強行に払うとか言う? ⇒ 男の立場としては、それはちょっとプライドを傷つける?
・店を出たタイミングで切り出す? ⇒ 「おいくらですか?」とかちょっとなんか上手くないよね?
 
などと悶々と考えてしまうのだ。
 
ワリカンがいいとは思いつつも、実際初対面で「ワリカンでいいですか?」と言われた時は、「おお・・・」と思ったりもしてしまい(支払うのは構わないのだが)、奢ってもらえるとやっぱり色々な意味でスマートに見え、嬉しくもなる(と同時にやっぱり申し訳なさで一杯になる)。
 
そこで一番いいなと思ったのが、おいくらでした?と聞いた時に、「じゃあチケット代だけちょうだい」って言われたこと(一緒にライブに行く予定だったので、それは払ってもらうけど、食事は奢るよ的な感じ)。
それと、大きいお金は払ってくれて、「残りは払って」と小銭分だけ支払ってと言ってもらえたこと。
(これは2つとも同じ人なんですが)
 
なんでしょう、基本的にワリカンか奢ることしかなかったんですよ。
男性が多めに払いつつ、少しだけ女性に負担させる、これがまさにスマートな支払い方だな!と気付いた。
 
100%奢られるよりも一応支払っているという満足感はあるし、同時に相手に対しても好感しか持てない(笑)
 
ワリカンだと自分的には満足だが、若干もやっとする(初対面の時は)。
100%の奢りだと、申し訳なさで一杯になる。しかも「ごちそうさまです」って言いつつ、いつもスマートに言えていない気がして悶々とする。
 
ただ、残り支払ってとか言ってくれればいいんだけど、初対面の時ってそこまで言えないよね。
なのでやっぱり支払いが終わった後に切りだして「今回はいいよー」とか言われたら、全力でありがとうございます、ごちそうさまです、美味しかったです!とか言えばいいのかな。
 
誰かこのスマートな御礼の言い方、タイミングとか知ってたら教えてください・・・
 
お支払について話題を切りだすタイミング、言い方、奢られた時の御礼の仕方・・・ああ、もうそれを考えただけで悶々としちゃう。
憂鬱だ。
 
それでも、終わらせないと、何も始まらないんだよね。
始めるための第一関門。それがどう次に繋がっていくのか、一度きりで終わるのか。
 
終わるか終わらないかは、自分次第。