2012年、彗星の地球への衝突が5時間後に迫り世界が終わろうとする中、ターンテーブルから日本のパンクバンド“逆鱗”が1975年にセックス・ピストルズのデビューに先駆けて放った最後のレコード「FISH STORY」が流れる。1982年、その曲を聴いた気弱な大学生は、いつか世界を救うと予言され、2009年、正義の味方になりたかったコックと共にシージャックに巻き込まれた女子高生の未来は―
fish storyというのは、「ホラ話」という意味なんだそうです（英語の勉強が足りないので、普通に知らなかった馬鹿です）。
だからこそ、ありえない空想、妄想がもしかしたら現実にありえるのかも、という思いがこみあげてきて、ラストで物語が繋がった瞬間、ぐっとくるものがありました。
原作を読んで、大分経っているせいもあるかもしれません。
読んですぐだったら、設定が変わっている部分に対して「んん？」と思ってしまう部分はもっとあったかも。
けれど、読んで結構経っているせいで細部まで覚えていないことが逆に良かったのかもしれません。
読んですぐだったら、設定が変わっている部分に対して「んん？」と思ってしまう部分はもっとあったかも。
けれど、読んで結構経っているせいで細部まで覚えていないことが逆に良かったのかもしれません。
1975年、早すぎたパンクバンド・逆麟（ゲキリン）が最後のレコーディングで放った１曲「フィッシュストーリー」が時空を越え、世代を超え、それぞれの時勢に生きる人々を繋ぎ、2012年・世界を救う―
逆麟のリーダー、伊藤淳史が良かったですね。
インディーズでは抑える必要のなかった自我、プロデビューを果たしたことで、削ってきた思い。抑えてきた沢山の感情。
契約の打ち切りを宣告され、最後のレコーディングで歌った「フィッシュストーリー」
インディーズでは抑える必要のなかった自我、プロデビューを果たしたことで、削ってきた思い。抑えてきた沢山の感情。
契約の打ち切りを宣告され、最後のレコーディングで歌った「フィッシュストーリー」
僕の孤独が魚だったら―
この歌が、誰かに届けばいい。
売れることは絶対にないと分かってはいても、誰か一人にでも届いたらいい。
そんな思いをこめて歌った曲が、後世に繋がって行きます。
売れることは絶対にないと分かってはいても、誰か一人にでも届いたらいい。
そんな思いをこめて歌った曲が、後世に繋がって行きます。
初めて立ち向かったシーンで疑問に思ったのですが、あんな夜道を女子一人で自転車で通るという事が信じられないです。
あのへんに民家があるようには思えなかったし、危なすぎ・・・リアルに考えすぎですか？？
あのへんに民家があるようには思えなかったし、危なすぎ・・・リアルに考えすぎですか？？
結果的に運命の出会いだったわけで、そしてそこから更に物語は繋がっていくわけで―
多部さんの演じる女子高生。
いや、居眠りしてフェリーから降りられなかったとかありえんやろー！笑
っていうか、先生や同級生、誰か気付や！笑
というツッコミを入れつつ、情けなくて顔をくしゃくしゃにして泣く姿は可愛かったですね。
いや、居眠りしてフェリーから降りられなかったとかありえんやろー！笑
っていうか、先生や同級生、誰か気付や！笑
というツッコミを入れつつ、情けなくて顔をくしゃくしゃにして泣く姿は可愛かったですね。
顔が可愛いとは思わないんですけど、不思議な魅力のある女優さんですよね！
はーもうヤバイですね。かっこよすぎです。
シェフの格好がまたかっこよく。萌えました。
シェフの格好がまたかっこよく。萌えました。
時代別に物語が展開されていくので、一見すると混乱しがちな展開かもしれませんが・・
最後、上手くまとめましたね。
最後、上手くまとめましたね。
ラストシーンでは、思わず喝采をあげたくなりました！
それと、予告編で「重力ピエロ」がやってました。
かなり期待できそうな感じだったので、前売りも購入。ポストカードセットがついてきました。
かなり期待できそうな感じだったので、前売りも購入。ポストカードセットがついてきました。
期待大です！
