ビリィの右手は、手当たり次第に何でも破壊する!やくざの愛人の息子である「オレ」は親父の失脚により組織の闘いに足を踏み入れてしまうのだが…。第39回文芸賞受賞作。
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岡田智彦さんの本です。
文藝賞受賞作ということで、手に取ってみました。初めて読んだ作家さんです・・・
が。
・・これは、はっきり言って、かなり好きじゃない部類の作風でした。
多分もうこの人の本を読むことはないなと思ったくらいに。
多分もうこの人の本を読むことはないなと思ったくらいに。
文藝賞といえば、綿矢りささんの「インストール」、青山七恵さんの「窓の灯」、山崎ナオコーラさんの「人のセックスを笑うな」などがありますが、中村航さんは「リレキショ」で文藝賞を受賞しているけど、自分の中で微妙だと思った唯一の中村作品であり、時々外れがある。
青山さんなんて特に、芥川賞(だったよね?)の「ひとり日和」は良かったのだけど、文藝賞受賞作は微妙だし・・というものもあったりして、なかなか落差が激しい気がするのも気のせいではないでしょう。
青山さんなんて特に、芥川賞(だったよね?)の「ひとり日和」は良かったのだけど、文藝賞受賞作は微妙だし・・というものもあったりして、なかなか落差が激しい気がするのも気のせいではないでしょう。
で、今作。
結局、一体・・作者は何を伝えたかったのか?
登場人物の多さ、物語の展開・・最初から最後まで話についていけず、わけがわからぬまま読み終えてしまった感じでした。
登場人物の多さ、物語の展開・・最初から最後まで話についていけず、わけがわからぬまま読み終えてしまった感じでした。
単に私の読解力がないだけでしょうか・・。
うーん、久々に微妙な本でした。