8歳で吉原遊郭の玉菊屋に連れて来られた少女・きよ葉は何度も脱走を図るがあえなく失敗。気位が高く、絶世の美しさと知性を兼ね備えた完璧な高級花魁(おいらん)・粧ひ(菅野美穂)は、そんなきよ葉に花魁(おいらん)としての生き方を教える。やがて17歳になったきよ葉(土屋アンナ)は、玉菊屋にやって来た青年・惣次郎(成宮寛貴)と恋に落ちるが……
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好きすぎて画面を直視出来ない安藤君が出ているということで、気にはなっていたけれども・・ある意味時代物だったので、結局観ないまま時が過ぎていきました・・
そんな折、テレビで放映したので早速録画していたものを観てみました。
とにかく、色彩が鮮やかという事がこの映画の印象でしょうか。
金魚の赤、桜のピンク、菜の花の黄色、着物を着た遊女達の色鮮やかなこと。
金魚の赤、桜のピンク、菜の花の黄色、着物を着た遊女達の色鮮やかなこと。
そして、椎名林檎の音楽が作品にマッチしていました。
がちゃがちゃうるさいBGMに成り下がらず、映画の世界観と馴染んでいた気がします。
あと、モデル出身の土屋さんとか、加藤ローサさんとか、最近は映画なんかで活躍していたりしますけど、声がイメージと合っていないんですよ、顔と声が。
ああ、やっぱりモデルは喋らない方がいいかも・・と思ってしまう、その代表が土屋さんで。
確かにこの映画の主役としては、向いているのかもしれないのですが・・
一番良かったのは、やっぱり夏木マリでしたね。
あと、安藤君はチョンマゲになってもかっこ良かったっていう(笑)
ただ・・最後ああいう結末の割には、本当に脇役っていう扱いだったのが残念ですがね。
ただ・・最後ああいう結末の割には、本当に脇役っていう扱いだったのが残念ですがね。
うーん、結局どう評価していいのか分からないですが・・
悪くもないけど、飛びぬけて良くもなかった・・っていう所でしょうか。。
悪くもないけど、飛びぬけて良くもなかった・・っていう所でしょうか。。
やっぱりまだ舞台が江戸、というような設定には苦手意識が消えないようです。