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6月5日 J-WAVE M+ライブ ~レミオロメン編~

更新大変遅くなりました。
レミ編です。
曲の順番はかなりうろ覚え。
そのへんを気にしたらいけません。

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このライブ、大半がレミオロメンファンだと思われた。
・・フジファブリックの時点で凄い密集度ではあったが、いよいよレミオロメンというときになると更に人がぎゅうぎゅう詰めになっていた。

しばしばチューニング等に時間が取られていたが、いよいよ登場。
瞬間、後ろの方から物凄い勢いで、押される押される。。
波にのってどんどん真ん中まで来てしまう。

一発目「春景色」
イントロ部分から観客がのってるのってる!!!
自分も負けじとのってみる。

しかし・・・このときから悲劇が始まっていたのである。

サビになると観客の熱気はどんどん高まってくる。
押される押される。

レミのメンバーも最初から飛ばしまくる。
「ドックイヤー」「モラトリアム」「五月雨」「フェスタ」「すきま風」「南風」「コスモス」「雨上がり」

観客はヒートアップ。
で、最悪なことに後ろの人が物凄い歌ってる。
更に自分の耳元で、キャーキャー黄色い声。

お蔭で「すきま風」の時
「♪すきま風 すきま風 忍び足窓に月の明かりが・・」
って藤巻君が歌っているのに、観客の「♪すきま風」と歌う声で何だか変な気持ちになりましたよ・・。
自分が呼ばれているような・・・(苦笑)

藤巻君の声が、周りの歌声にかき消されて、なんだかよく聞こえないんです。
しかも、気付いたら真ん中へんの一列目と二列目を隔てる柵の所まで行ってしまってました。
この場所が最低でした。
真ん中なので、隙間というものがない。
どんどん前からは人が圧迫してくるし、後ろからもどんどん押される。
前には髪を束ねてない輩が飛び跳ねているし、身長の大きい男がいて見えない。
何より呼吸できない。
藤巻君はおろか、メンバーが見えない。
歌声がかき消される。

最悪だ・・。

『ちょっと休憩』
藤巻君がそう言って始まったのはバラード系セレクト曲。

「永遠と一瞬」「深呼吸」「電話」「3月9日」

特に「永遠と一瞬」が聞けたのが嬉しかった。
壮大な感じがする自分的にも好きな曲なので、かねてから生音が聞きたいと思っていた。
この歌を歌う藤巻君の声がとても好きだ。
♪希望の色は空色 見上げるのさ 遠くまで

深呼吸は・・じっくり聞けた。
最近色々なことでストレスが溜まっていたので、何だか励まされたかのような気がしてしまったり。

3月9日は何気にライブで聞くのは初めて。
何しろしばらく行ってなかったのでね。
これはやはり・・名曲ですな。

電話・・何度目だろう。
まだCDとして発売する前からだから・・何度も聞いている曲だけれど。
こんな風に思われてみたいと毎度ながら思う。
これも名曲。

アンコールでは
アルバムの冒頭を飾る「春夏秋冬」フィナーレを飾る「海のバラッド」

良かったです。これは。
心に深くしみこみました。
ノリがいい曲も確かにいいけれど、じっくり聞かせてくれるバラード系も秀逸だと思う。
宮司さんがペットボトルを投げて帰って行きました。

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一年以上ぶりのブランクは、色々な面でショックを与えてくれました。
何より、凄いファンの数。
ほとんどがレミ目当てなんだから。
音楽的な面でファンになった人と、ちょっとしたミーハー根性の人(黄色い声をあげていた人なんかはそうだと思う)ファンになりたてでライブにいきまくっている人・・・
様々だったと思うけど、キャーキャー言われるようになっていたのには何とも言えずショックでした。

それに、前までのMCでは神宮司さんを藤巻君と前田さんがいじる・・って感じの絶妙なノリだったので(笑)結構好きだったのですけど。
今はお客さんとのコミュニケーションを大事にしている感じっていうか。
こんなに喋る人達なんだなあ。。ってしみじみ。

音としては、どんどん良くなってますね。
以前は声が伸びてないな、と感じることもありましたが・・ちゃんと声も伸びていて、演奏面でもどんどん良くなっている感じ。
サポートでキーボードが入っているせいか、音にも広がりが出てきてる。
その音を取り入れることによって、3ピースでは出来ない音も出せるようになったし、一人一人の演奏のクオリティも上がった気がします。

でも、自分的にはフジファブリックも観に来ていたので、対バンなのにレミだけ15、6曲はちょっと多過ぎるのではないでしょうか?

これじゃあ、”レミオロメンのワンマンライブ ”の前座として風味堂フジファブリックが演奏したとしか思えません。
でも、仕方ないことなのかな。

やはり、セールス的にも知名度的にも有名になったレミオロメンですもの。
前からのファンとしては、切なくなるけれど・・・
皆が見たいと思っているからチケットが完売したんだし。

仕方ない・・・けど、寂しいです。

初期の頃の「フェスタ」の頃の・・あの頃の衝動や、期待感、勢いっていうのが・・最近はなくなったかもな、って友達と話してたんです。
あの頃のレミにあった可能性というのが、「今」のレミオロメンの位置だったというのなら。
それはとても複雑な気分になります。
でも、レミオロメンはきっと・・もっと大きくなっていけるはず。
エーテル」というアルバムの完成度の高さは、何処か安心してしまうものがあるけれど・・前みたいな期待感が得られないのは・・完璧すぎるが故でしょうか?

そんなことを思っても、レミオロメンは大好きなんです。

今度はもっと、ライブを楽しめたらいいなと思います。