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潔く柔く[2]

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瑞希は東京の短大へ進学する卒業目前の高3。3年間想い続けた先生も結婚が決まり、平凡だった高校生活が終わろうとしていた。
そんな時、白牛乳がきっかけで1年の梶間と出逢って・・!?

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いくえみ綾さんの潔く柔くシリーズ第2弾。

1巻の冒頭の話、梶間の高校時代の話です。
冷徹人間と言われていたのは、今も昔も変わらず・・
でも、瑞希に出会った事で梶間の仮面は少しずつ剥がれていきます。

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ACT3

卒業目前の3年生、瑞希は東京の短大へ進学する事が決まっている。

そんな中、ふとしたきっかけで出会った2歳年下の梶間。
思い続けた先生への気持ちに別れを告げ、付き合う事になった二人。

しかし卒業・進学をきっかけに別れる事になった。

「あたしのことをほんとに好きじゃないんなら来ちゃだめ。真剣じゃないなら来ちゃだめだよ」

瑞希はそう言って梶間と別れるが、それからずっと梶間からは連絡もなかった。

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しかし偶然は続く。
父の病気で実家に戻ってきた瑞希、24歳。

いとこの高校に、実習生として来ていた梶間と再会する。

過去の想いなど忘れているかのような梶間だったが・・

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この回の梶間は、結構好きですね。
ちゃんと好きな人にはこういう態度を取るんだなあというのも分かりましたし(笑)

瑞希が、1話目で言っていた梶間の婚約者なのかなあと思うのですがその後の話もあるのでしょうかね。

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ACT4

私の中で、1・2位を争う(?)好きな話がこれです。

事故で死んでしまったハルタの親友でもあり、カンナの事を忘れられない男、真山の話。
個人的に真山・・好きですね(笑)


亜衣は、友達の萌にヘルプとして呼ばれた居酒屋の席で、萌を好きな木崎が呼んだ真山と出会う。
一目見て気になる存在になってしまった亜衣だが、木崎に頼まれて来ただけだと冷たく突き放す真山。

憤慨した亜衣だが、アパートの隣人が真山だったことで(短期の間、友人の変わりにアパートに住む事になったらしい)再会を果たす。

自分の気持ちとは裏腹に、クールな男の真山がどんどん気になる存在に変わっていく。

しかし、萌から真山には親友の彼女を略奪した過去があり、親友は事故で死に、彼女とも駄目になってそれ以来誰にも本気にならないという話を聞いてしまった亜衣。

そのせいか、真山を更に愛おしく思うようになる亜衣だったが、カンナと真山の偶然の再会をきっかけに打ち解けていった二人の距離はまた広がってしまい・・・

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ハルタが死んでしまったその後、大学生になったカンナと真山がどれだけの事を乗り越えてきたのかはまだ分かりません。

ただ、地元では有名だったハルタの死と、カンナを略奪したという噂が根強く残っている辺り・・色々な辛い想いも経験してきたのでしょう。

だからこそ、亜衣という存在で真山は少しずつ変わっていけばと思うのですが・・3巻に続きます。

亜衣の真っ直ぐさもとても好感を覚えます。