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5月3日(水)フジファブリックライブ in 日比谷野外音楽堂

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セットリスト
01:桜の季節
02:虹
03:モノノケハカランダ
04:地平線を越えて
05:消えるな太陽
06:サボテンレコード
07:新曲
08:茜色の夕日
09:新曲
10:環状七号線
11:打上げ花火
12:追ってけ追ってけ
13:陽炎
14:ダンス2000
15:TAIFU
16:銀河

アンコール
01:赤黄色の金木犀
02:線香花火


待ちに待った野音ライブだというのに、実感が沸かないまま当日を迎える。

去年の今。
同じ場所で、ゴーイングのライブを見た事を思い出して少し懐かしくなる。

日比谷公園に足を踏み入れると、リハーサルの真っ最中。
志村さんの歌声、フジファブリックの音が漏れまくっていて、何だか嬉しくてにこにこしてしまう。

17時。

野音への入り口が開放され、期待に胸膨らませながら時を待つ。
開演時間が近づくにつれ、席はほぼ人で埋め尽くされていった。

18時。

メンバーが、あまりにもあっさりと(笑)登場する。

そして一発目。

桜の季節

おなじみのイントロ。
だけど、一番大好きな曲。

会場は一気に盛り上がり、前から後ろへとその勢いが広まっていく。

何度も何度も繰り返し聴いても、どうして飽きないんだろう。この歌は。
毎度ながら感動してしまうのは何故なんだろう。

そして二曲目


相変わらずの事なのだが、盛り上がる。
会場全体の熱い空気が言葉で上手く伝えられないのが痛い所ですが・・。

そしてノリにのってどんどん行く!

モノノケハカランダ

毎回歌詞が聞き取れないまま、ここまで来てしまいました。
まあ盛り上がるからよしとしましょう。

地平線を越えて

相変わらずのマニアックぶりです。
ライブの定番曲になっていますね。

・・・・・

そしてようやくMC。

相変わらず志村さんはかんでました(笑

そして金澤さんが何故か手から出血していると訴えていた。
しかしその訴え空しく、メンバー共々スルー(笑

物凄く久しぶりの曲ということで、お次は

消えるな太陽

バージョン違いなのか?アレンジ?か
CD盤では全体的にかなりゆっくりの曲なのですが、今回はサビがかなりのアップテンポでした。

私も決して詳しく知っている曲ではないし、知名度が低いのか、微妙なノリでした。

サボテンレコード

一枚目のアルバム「フジファブリック」の中でも、かなり好きな曲なのですが、毎回思うけれどノルのが難しい曲ですよね。


そして新曲。
何だろう、私が感じた違和感みたいなものを上手く表現出来ないけれど。

「今までの、フジファブリックっぽくない」
「王道のロック」
「安定しすぎているような」
「他にも似たようなものがありそうな・・」

というような、いいんだか悪いんだか分からない印象を受けました。
いい曲ではありましたけどね?
妙に『普通』っぽい印象を受けたのは気のせい?

それからMCなんかも挟みつつ・・

志村:「最近、金澤君がはまっているものがあるとかないとか・・」
金澤:「そのあるとかないとかっていう微妙なフリは何なの?」

というような絶妙な掛け合いをしながら。
金澤さんがはまっているという番組の話をしていて。

確かフジテレビで動物が司会を務めるという破天荒な番組だと思われる。

チンパンジーのすももちゃんが身振り手振りやっている所に、ビビル大木が珍妙な吹き替えをしているという。
(ちなみに、那須のモンキーパークという所にいるチンパンジーで、先日そこに行ってすももちゃんと握手をした・笑)

そして、何とこのライブがDVDになって発売されるというニュースを言うと、
金澤さんは先ほどの出血の件をぶり返し

「鍵盤がすっごい血まみれになってるんだけど・・」

と言っていてある意味要注目のDVDだと思う(笑

それからは、上のセットリストの通りなのですが・・(テキトー!?)

とにかく一通り終わって感じたのは、
私が今まで何度もフジファブリックのライブを見てきているけれど、ドラムの足立さんが脱退したことで、同じバンドのようで、全然違うバンドになってしまうんだなあということでしょうか。

けなしているんじゃないんです。
だって、むしろドラムの力がプラスに働いている気がするし、バンド全体の中心(リズム対というだけではなく)を担っているんだなあとしみじみ思ったのです。

今まで、フジファブリックと言えばキーボードの存在が必要不可欠で、それがなければフジファブリックではない!
という位に存在が大きかったと思うんです。

いうなればキーボードがバンドを引っ張っているかのようだった。
勿論、そうじゃないんだけど・・
目立ちすぎていた、というか。

何ていうか・・
今回のライブは、ドラムが本当の意味で主役みたいだった。

ドラムが凄すぎて何となく周りがかすんでいるようにも思えた。
それは、ほんの一瞬だったけれど。

それでも、決してバンドが悪い方に向かっているのではないことだけは分かった。

リズム隊の、本当に本当に安定して力強い音が心地よくて、これからきっとバンド全体にその良さが伝わっていくんじゃないかと思ったのです。

フジファブリックみたいなバンド、なかなかいないですもん。
多分彼らは、もっともっと上のステージに上がれると思うんです。

・・・

アンコールで、赤黄色の金木犀線香花火をやるなんて予想もしてなかった!

二つの曲はどちらも大好きな歌なので、本当に嬉しかったです。

ただ、6時開場で、8時前には終わってしまったというとても短いライブだったのが残念。

でも志村さんが言っていた

「東京でこの歌を歌いたかった」という茜色の夕日
初めての、東京での野外ライブ。

空は薄暗く日が沈んでいて、月だけが空に綺麗に輝いていて・・。

思わずこみあげてくるものがありました。

ああ、私、頑張ろう・・
と、何故か突然そんなことを思ってしまったライブでした。


夏の野外も、きっと行きます!!

(写真は、もれなくご来場した方全員にプレゼントのフジファブリック特製手ぬぐいです)