No-music.No-life

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Stereo Fabrication of Youth

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「ステレオファブリケーションオブユース」
と読みます。略してステファブ。4月にタワレコのインストアライブに行き、初めてライブを見たのだけど・・・
このバンド、こんなに良かったんだと改めて思ったので書かずにはいられなくなったんです。

出会いは友達が何気なくくれたCD-R。
その中に彼らのファーストアルバム「Are you independent」が入っていて。
最初の印象は「声高っ!」
しかし、聞き込んでいくうちに只者じゃないぞ・・という気持ちになって。

彼らは何度かのメンバーチェンジを経て(軸となっているのはヴォーカル江口氏とギター和田氏)今は3ピースバンドとして活動している。
今までに三枚のミニアルバム、2枚のシングルとアルバムを出している。

私が彼らを知ったのは高校3年か、社会人1年目くらいだったから結構長いな。

一枚目の「Are you independent」の中に入っている『RAINBOW』がね、キター!って感じで。
出すCDの中の一曲にセンサーに引っかかる名曲が潜んでいるんですね。
その中の一曲です。
音とサウンドと歌詞の融合とでも言いますか。
上手いです、彼ら。

そして二枚目「KNOW FUTURE FOR YOU」
その中の『落陽』
この曲がいい!たまらなくいい!
スローペースのリズムと幻想的な音。江口氏の歌声と・・切ない歌詞!!!
これはちょっと・・泣きました。

で間にシングルを挟みつつファーストアルバム(切ないサウンドは健在)、シングル『首都高ドライブ』(このCDでファンになった方もいるかもしれません)、セカンドアルバムを出し・・
気付いた時にはメンバーが一人脱退していました(知ったのがかなり遅かったのです。。)

そして最新作の「Lifedoor」
最初に聴いたときはそうでもないなあ・・と思ってたんですけど、生の音を聴いたらそんな気持ちは吹っ飛んでしまいました。
ステファブの中で、一番だと豪語出来る力作です。
コンセプトは<出会いと別れ>
5曲中4曲が別れの曲なのは本人達も苦笑していましたが、それは逆にこのCDの味になっています。

このCDの一曲一曲は繋がりのある話になっているそうです。

私的解説ですが
一曲目の『黄昏』が 「もしや彼女、浮気してる?」編
二曲目の『最後の晩餐』は「お前、浮気してんだろう?聞きたくても聞けない。でも信じたい」編
三曲目の『それから僕が考えたこと』は「一人になると残されたものっていっぱいあるなあ」編
四曲目の『一期一会』が「傷は完全には癒えないよ」編
五曲目の『シリウス』は「新たな恋、恋愛モードON」編

自分がいうと何だか陳腐ですね・・・

まあそんな感じなんですが(分かりずらい)二曲目が個人的に好きですね。

男の子からこんな風に思われたことがないので、不思議ですけど少しうらやましい。
(っていうか、浮気したことないっての)

         僕は君のすべてが愛しいから
         騙されてても裏切られても 君を許してしまうだろう
         君の罪をこの手で抱きしめてしまうだろう 人を好きになれば
         その人だけは 正しく思えてくるものだから

って親友と怪しい感じになっている女にそんなこと思えるんですかー!!!!って叫びたくなるのだけど(歌詞を読んでもらえればストーリーが分かります)
このサウンドがね、残酷な現実なのに上手いんですよ。切ない恋の歌がただのちんけな失恋ソングになってない所がステファブの上手いところだと思うんです。  

ボーカルの江口氏を初めて見たのですけど、どことなく雰囲気がレミオロメンの藤巻君に似てる気がしてもの凄くドキドキしました。
リハーサルの時から見ていたので気づいてくれていて「ずっと見てくれてましたよね」とか声を掛けてくれて。無理矢理CDにサインをお願いしたのにも関わらず、快く書いて下さって。

何より顔からは想像がつかないくらいに高めの伸びのある歌声。
心地良過ぎるくらいのバンドサウンド
めっちゃ気さくなメンバー!!!

いいですよ、ステファブ
皆さんもぜひステファブ好きになって下さい。

HPで視聴可能です。
「Lifedoor」の中の一曲『シリウス』が聴けますのでぜひお試しあれ☆↓
 http://www.web-fab.com/pc/